日月山(にちげつさん)は、青海湖(ツォ・ティショギャルモ湖)東部の湟源県日月蔵族郷に位置する地名。古称は赤嶺、チベット名はニンダーラ。祁連山脈に属する。822年(大唐長慶2年、大蕃彝泰8年)に締結された唐と吐蕃の講和条約では、両国の国境がこの地に定められ、両国の首都(長安・邏些(ラサ))とこの地に、条約の文面を刻んだ石碑が立てられた。
現在でも、アムド地方(青海省)における生活環境の境界となっており、この地の西方と南方は、遊牧を営む蔵族・蒙古族の住人が、東北方では農業その他に従事する諸民族の混住地域となっている。
関連項目
外部リンク
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