日堅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日堅(にっけん、1717年 - 1791年10月3日)は、大石寺第36世法主。
略歴
- 1717年(享保2年)、富士上条市場に誕生。
- 1724年(享保9年)、8歳のとき、出家の契約をなす。
- 1726年(享保11年)、日寛を師として剃髪す。
- 1731年(享保16年)春、15歳で、細草に入檀す。
- 1739年(元文4年)7月28日、父浄円日隆卒。
- 1759年(宝暦9年)6月24日、母妙隆日円卒。11月28日、江戸妙縁寺の住職を務む。
- 1764年(明和1年)8月19日、寛師伝を著す。
- 1766年(明和3年)11月、大石寺17代学頭となる。
- 1770年(明和7年)4月6日、35世日穏より法の付嘱を受け、36世日堅として登座。
- 1772年(安永1年)春、大石寺書院を再建。5月7日、当体義抄文科を著す。
- 1774年(安永3年)秋、日礼、日堅に随侍得度す。
- 1776年(安永5年)5月3日、法を37世日琫に付し富士見庵(遠信坊)に移る。
- 1785年(天明5年)2月、日荘、日泰遷化につき日堅に随侍す。
- 1791年(寛政3年)10月3日、75歳で遷化(死去)した。