新南陽市
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新南陽市(しんなんようし)は、山口県の東部にかつてあった市。市制施行前は南陽町を名乗っていたが、山形県に南陽市があったために頭に「新」を冠し、新南陽市とした経緯がある。
2003年4月21日に徳山市、熊毛町、鹿野町と合併し、新たに周南市となり消滅した。
目次
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行に伴い、現市域に、都濃郡富田村、福川村、佐波郡和田村が発足。
- 1912年(明治45年)1月1日 福川村が町制施行、福川町となる。
- 1915年(大正4年)11月10日 富田村が町制施行、富田町となる。
- 1941年(昭和16年)11月3日 富田町が都濃郡富岡村を編入。
- 1944年(昭和19年)4月1日 富田町、福川町が徳山市他1町4村と合併、新たに徳山市となる。
- 1949年(昭和24年)8月1日 徳山市より都濃郡富田町が分立(旧富岡村域は徳山市に残留)。
- 1949年(昭和24年)9月1日 徳山市より都濃郡福川町が分立。
- 1953年(昭和28年)10月1日 富田町、福川町が合併し南陽町となる。
- 1955年(昭和30年)11月1日 佐波郡和田村を編入。
- 1970年(昭和45年)11月1日 南陽町が市制施行。新南陽市となる。
- 2003年(平成15年)4月21日 周辺の1市2町と共に周南市に移行(新設合併)。
歴代市長
- 第1代 久楽利郎(くたら としろう)=旧南陽町長
- 第2代 本田豊輔(ほんだ とよすけ)=元新南陽市議会議長
- 第3代 藤本博吉(ふじもと ひろきち)=元新南陽市総務部長
- 第4代 藤井正彦(ふじい まさひこ)=元新南陽市議会議長
- 第5代 吉村徳昌(よしむら のりまさ)=元新南陽市助役
地域
徳山市に囲まれた瀬戸内海沿いの富田・福川地区と、山間部の和田地区に分かれる。両地区はほぼ同面積で、飛び地の自治体の中でも特に大規模なものとして知られていた(徳山市との合併により飛び地は解消されている)。
教育
文化
交通
道路
高速道路
国道
鉄道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身者
関連項目
- 南陽市 山形県にある市
- 日刊新周南
- MIRAI
- 日本の廃止市町村一覧
外部リンク
- 新南陽商工会議所
- 周南市
- 市政(平成14年4月号) 全国市長会の機関誌。吉村新南陽市長(当時)の寄稿。