掖上駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 掖上駅(わきがみえき)は、奈良県御所市大字柏原字上方にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ行違い可能な地上駅である。互いのホームは跨線橋で結ばれている。
王寺鉄道部が管理している無人駅である。貨物を扱っていたため電化後もしばらくは有人駅であった。ICカード乗車券「ICOCA」の利用エリアから外れるため、これらのカードは利用できない。直立型の自動券売機が設置されているが、自動改札機は設置されていない。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | テンプレート:Color和歌山線 | 下り | 五条・橋本方面 |
反対側 | テンプレート:Color和歌山線 | 上り | 高田・王寺方面 |
- 案内上ののりば番号は設定されていない。列車到着時の自動放送でも「間もなく、このホームに…」と表現される。
利用状況
奈良県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 178人(2005年度)
- 190人(2006年度)
- 170人(2007年度)
- 153人(2008年度)
- 151人(2009年度)
- 167人(2010年度)
- 176人(2011年度)
駅周辺
駅周辺は住宅地である。
歴史
- 1896年(明治29年)5月10日 - 南和鉄道が高田駅 - 葛駅(現在の吉野口駅)間で開業した際に掖上駅として設置。
- 1903年(明治36年)5月15日 - 壺阪駅(つぼさかえき)に改称。
- 1904年(明治37年)12月9日 - 南和鉄道の路線を関西鉄道が承継。同社の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が鉄道国有法により国有化。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称が制定され、和歌山線の所属となる。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 掖上駅に再改称。
- 1984年(昭和59年)10月20日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color和歌山線
- テンプレート:Color快速(大和路線直通)・テンプレート:Color普通