慈眼寺駅
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慈眼寺駅(じげんじえき)は、鹿児島県鹿児島市慈眼寺町にある、九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線の駅である。地元の住民からは「じがんじ駅」とも呼ばれている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
現在、当駅と谷山駅の間で連続立体交差事業[1]が行われており、仮駅舎での営業となっている。当事業が完成すると両駅間を中心に15の踏切が立体交差化により廃止される予定で、それに伴って当駅も高架駅となる予定である。2013年8月現在、線路は仮線に移設され、従来の線路跡に高架橋を建設中である。旧来の橋上駅舎は仮線建設後に解体され、2011年1月に撤去が完了した。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売は行なっていない。
タッチパネル式の自動券売機(ICカード・オレンジカード非対応)、ICカードチャージ機が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color指宿枕崎線(下り) | 指宿・枕崎方面 |
2 | テンプレート:Color指宿枕崎線(上り) | 鹿児島中央方面 |
歴史
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 九州旅客鉄道の駅として開業。
- 1992年(平成4年)頃 - 列車交換設備設置とともに、橋上駅へ改築。
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
利用状況
- 2012年度の1日平均乗車人員は1,295人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2000 | 1,055 | |
2001 | 1,047 | |
2002 | 1,019 | |
2003 | 1,060 | |
2004 | 1,167 | |
2005 | 1,211 | |
2006 | 1,181 | |
2007 | 1,153 | 2,306 |
2008 | 1,131 | 2,265 |
2009 | 1,172 | 2,350 |
2010 | 1,200 | 2,397 |
2011 | 1,226 | 2,450 |
2012 | 1,295 | 2,589 |
駅周辺
駅が出来る以前は、鹿児島市内では珍しく田圃も目立つのどかな新興住宅地であったが、現在は、駅の東側を中心にすっかり市街地化した。 駅の東側の谷山中央6丁目、5丁目界隈は、区画整理事業が完了し住宅とロードサイド店等が混在する。道路は直線で交わり道幅がゆったりして整然とした街並となっている。駅の西側の通称「西谷山地区」は、大半を占めていた県農業試験場跡地を利用し区画整理事業中であり、所々に空き地が目立っているが、一部で換地が始まっており真新しい家々が建ち始めている。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 指宿枕崎線
- テンプレート:Color快速「なのはな」・テンプレート:Color普通
脚注
- ↑ 谷山地区連続立体交差事業 - 鹿児島市、2013年8月5日閲覧。