愛知県立新城東高等学校
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愛知県立新城東高等学校(あいちけんりつ しんしろひがしこうとうがっこう)は、愛知県新城市矢部字広見に本校を置く公立高等学校。
概要
普通科・農業科・商業科併設の愛知県立新城高等学校のマンモス化解消と1948年(昭和23年)10月の学校統合で、新城市から失われた普通科単独高を復活すべく設立された。地元では「新東」(しんとう)と呼ばれる。
新城旧市内にある本校は普通科単独だが、市内の作手高里に置いている作手校舎に人と自然科がある。
また、北設楽郡東栄町大字本郷に本郷校舎を持っていたが、2008年(平成20年)3月一杯で本郷校舎は廃校された。
沿革
- 1972年4月1日 - 愛知県立新城高等学校普通科が分離独立し、1学年5クラスで開校。
- 2000年4月1日 - 旧愛知県立本郷高等学校を吸収合併。本郷校舎とする。
- 2005年7月 - 本郷校舎の生徒募集停止が決定。
- 2011年4月 - 作手高校を作手校舎とする。
現況
1980年頃は、普通科最大8クラスであったが、1981年(昭和56年)より、普通科7クラスとなって、第2次ベビーブーム下でもクラス増なしの7クラスのまま推移した。さらに、少子化の進行で6クラスまで減少し、2005年度(平成17年度)より普通科の募集人員が更に1クラス分少なくなって、1972年(昭和47年)の開校時と同じ5クラスになった。2009年(平成21年)の募集は1クラス増やし、6クラス240人を募集する。
通学圏は、新城市を中心に、西は豊川市および豊橋市(主に石巻地区)、北は北設楽郡豊根村、東は静岡県浜松市(旧磐田郡水窪町)と広範囲である。
なお、静岡県浜松市北部(北遠地区)は、県外ながら交通事情により特例で入学が認められているが、2006年(平成18年)からの本郷校舎の生徒募集停止によって、この特例のバーター運用ともいえる新城市、東栄町から静岡県立佐久間高校への進学者増も予想される。
行事
- クラスマッチ:クラス対抗で、スポーツ競技(サッカー・ハンドボール・バレーボール等)をトーナメント形式で競う。年に数回、2日がかりで行う。
- 雁峰祭:文化祭の事。芸術鑑賞会・体育大会とともに3日連続で行う。クラス単位での出し物が多く、部活動単位ではやや少ない。名前の由来は近くの雁峰山(がんぽうやま)だが、教師・生徒ともに、(かんぼうさい)と言っている。
- 長距離走大会:1・2年生が、学校のグラウンドからスタートして、裏山等を越えて帰ってくる。男子は6.7km、女子は4.3kmを走る。ゴールした人から、おしるこを飲むことができる。
著名な卒業生
- 山川直人 - 映画監督
- 渡辺正昭 - 豊川工高教諭。豊川工高を駅伝強豪校に育てる。
- 伊藤隆偉 - 元プロ野球選手(阪急・オリックス→巨人)投手、旧本郷高校出身
- 大久保諭 - プロ野球独立リーグ選手(石川ミリオンスターズ、神戸9クルーズ)外野手
- 稲垣雅之 - 指揮者
- 日笠昭彦 - 日本テレビプロデューサー
部活動状況
運動部は12部、文化部は6部が活動している。
運動部
- 野球
- サッカー
- ソフトテニス
- ハンドボール
- ソフトボール
- 陸上競技
- 剣道
- 弓道
- 柔道
- 卓球
- バレーボール
- バスケットボール
文化部
- 吹奏楽
- 美術
- 茶華道
- 英語
- 自然科学
- 演劇