愛媛県総合科学博物館
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テンプレート:博物館 テンプレート:Mapplot 愛媛県総合科学博物館(えひめけんそうごうかがくはくぶつかん)は、愛媛県新居浜市にある県立の博物館。
自然・環境・生物・天文・産業・技術など、あらゆる科学の知識を体験を通して学べる施設として1994年に設置された。「かはく」の愛称で親しまれ、年間約17万数千人が来館している。
黒川紀章建築都市設計事務所の設計による建物は、常設展示室が「自然館」「科学技術館」「産業館」で構成されており、屋外の広場にも展示品が陳列されている。世界最大のプラネタリウムとしてドーム径が30mあり、内部は小劇場並の広さであったが、名古屋市科学館に直径35mの世界最大のプラネタリウムが完成したため世界2位の大きさとなった。
学芸員の研究成果などは展示の他、学校生徒のみならず広く県民を対象にした各種教室・講座などを通して還元されており、愛媛県の科学教育の普及・向上に貢献している。
利用案内
- 開館時間:9:00 - 17:30
- 閉館日:月曜(ただし第一月曜は開館し翌日休館)、年末年始、その他臨時休館日などあり
- 入場料
- 常設展示室:高校生以上500円、小中学生無料(団体割引あり)
- プラネタリウム:高校生以上500円、小中学生250円(団体割引あり)
アクセス
- 自動車
- 松山自動車道いよ西条インターチェンジから約2Km
施設案内
α=== 展示棟 ===
- 1階
- エントランス
- 企画展示室
- 多目的ホール
- 収蔵庫
- 2階
- 展示室
- 3階
- 科学技術館
- 産業館
レストラン棟
- 1階
- レストラン
- ミュージアムショップ
- オリエンテーションルーム
プラネタリウム棟
- プラネタリウム
生涯学習棟
- 1階
- 図書室、ビデオブース
- 学習情報センター
- 2階
- ミーティングルーム、研修室
- 科学実験室、科学工作室
- パソコン演習室
- 託児室
- 3階
- 館長室
- 事務室
- 会議室
- 研究室
建築概要
- 設計 - 黒川紀章建築都市設計事務所
- 竣工 - 1994年
- 敷地面積 - 25,800m²
- 建築面積 - 10,539m²
- 延床面積 - 24,290m²
- 構造 - SRC造
- 規模 - 地上6階、地下1階
関連項目
- 愛媛県美術館
- 愛媛県歴史文化博物館
- 愛媛県立図書館
- 愛媛県立博物館(2009年3月31日に閉館し統合される)
- 愛媛大学ミュージアム