恩根内駅
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恩根内駅(おんねないえき)は、北海道中川郡美深町字恩根内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW57。電報略号はネイ。
歴史
- 1911年(明治44年)11月3日 - 国有鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物扱い廃止。
- 1984年11月10日 - 出改札業務廃止(連査閉塞運転要員はそのまま配置)。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 電子閉塞化の際、無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1993年(平成5年)12月 - 簡易駅舎に改築。
駅構造
- 1面1線の単式ホームを持つ地上駅。無人駅。かつて国鉄規格の木造駅舎と相対式のホームであったが、1線が撤去された。
- 分割民営化後当初は車掌車を駅舎として使用していたが、現在はモダンな簡易駅舎に建て替わった。
かつて林業が盛んだった頃は、近隣の駅と同様に周辺の山林から切り出された木材の出荷駅として、稚内方面に向かって左側に木造駅舎とその横の稚内側に荷物積卸場、駅と反対側の名寄寄りに貨物積卸場が設けられ、客扱い用に千鳥式ホーム2面2線、荷物積卸場へは稚内側から引込み線、ホーム外側には貨物積卸用の副本線を有する、隣の紋穂内駅と良く似た構造の一般駅であった。
貨物及び荷物取扱い廃止後は貨物線が撤去され、さらに無人化に伴って駅舎ホーム側への棒線化と旧木造駅舎の撤去及び車掌車を改造した待合室の設置が行われて、単式ホーム1面1線を有する無人駅となった。その後、待合室が撤去されて簡易駅舎が新設された。
駅名の由来
駅名は、アイヌ語の「オンネ・ナイ(親である川)」に由来する。
駅周辺
- 恩根内集落