徳満駅
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徳満駅(とくみつえき)は、北海道天塩郡豊富町字徳満にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅。駅番号はW75。
駅構造
かつては稚内方面に向かって右側に木造駅舎とその横の名寄寄りに貨物積卸場を設け、千鳥式ホーム2面2線を有する一般駅であった。無人化に伴い駅舎とは反対側のホームと線路の撤去が行われて棒線化された。大正15年開業時からの駅舎はその後も残っていたが、2000年7月に撤去され、その後はスーパーハウスの待合室と簡易なトイレが並べて置かれるのみとなっている。
かつて駅員が配置されていた際には隣の豊富駅と共に語呂が良い(徳が満ちる・徳が満ちて豊かな富を得る)ために入場券や乗車券の人気があった。
上りの夜の1本は通過する。
駅周辺
歴史
- 1926年(大正15年)9月25日 - 鉄道省(国有鉄道)の駅として開業。一般駅。
- 1977年(昭和55年)5月25日 - 貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1984年11月10日 - CTC導入により無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
隣の駅
当駅から5.7km兜沼寄りに芦川駅が置かれたが、乗降客のないことを理由に下中川駅、上雄信内駅とともに2001年7月1日に廃止された。