影待駅
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影待駅(かげまちえき)は、かつて宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折にあった高千穂鉄道の高千穂線の駅である。
断崖絶壁と凄い場所に建っている。国道218号に近いが、車道から駅へ向かうには急な階段を5,6箇所も昇り降りしなくてはならない。アクセスが悪く、利用客が少ない。秘境駅とも呼ばれていたが2005年9月の台風14号による被害で運行休止となり、2008年12月28日に全線が廃止されたため、当駅も廃駅となった。
駅構造
単式1面1線片面ホームの棒線地上駅である。無人駅で、駅舎はなく簡素な待合室のみである。
駅周辺
利用状況
1日平均乗車人員は13人であった(2003年度)
歴史
- 1972年(昭和47年)7月22日 - 国鉄高千穂線の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道の駅となる。
- 1989年(平成元年)4月28日 - 第三セクター転換により高千穂鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)9月6日 - 台風14号による被害のため高千穂鉄道全線で運転休止。
- 2008年(平成20年)12月28日 - 槇峰-高千穂間の廃線に伴い廃駅。