広島県道155号三原本郷線
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テンプレート:Infobox road 広島県道155号三原本郷線(ひろしまけんどう155ごう みはらほんごうせん)は三原市西町1丁目と三原市本郷町船木を結ぶ一般県道である。
概要
現在は広島県道50号本郷久井線との交点で終点になっているが、この広島県道50号本郷久井線は1972 - 1976年の約4年間は広島県道155号本郷御調線であった(その後主要地方道に昇格して広島県道50号本郷御調線になり、1993年から現路線)。よってその交差点では新旧の広島県道155号が交差していることになる。全般的に見ると未改良箇所が多く、現状では三原市中心部と郊外、更に仏通寺を結ぶ道路としては機能していない。広島県道50号本郷久井線以西は未だに区域決定に至っていないが、三原市本郷町船木には本路線になるものと思われる市道が一部できている。本路線は三原市中心部と山陽自動車道本郷IC・広島空港を結ぶ路線として位置付けられているものと思われるが、全線開通の時期などは不明である。
路線データ
- 起点:三原市西町1丁目・三原市甲山通り交差点(広島県道25号三原東城線交点)
- 終点:三原市本郷町船木・船木大橋(東)交差点(広島県道33号瀬野川福富本郷線・広島県道82号広島空港本郷線交点)
- 総延長:約8.8km(区域決定部分のみのデータ)
- 実延長:総延長に同じ
- 未開通・区域未決定区間:三原市高坂町真良・広島県道50号本郷久井線交点 - 三原市本郷町船木(終点)間
沿革
- 1996年4月25日 - 広島県告示第469号により認定される。
- 前身は広島県道359号高坂本町線。
- 1997年6月5日 - 広島県告示第649号により広島県道359号高坂本町線(三原市西町1丁目〔起点〕 - 三原市高坂町真良間)部分の区域が決定する。これにより広島県道359号高坂本町線の実延長は0mになる。
- 1998年8月27日 - 広島県告示第857号により広島県道359号高坂本町線が廃止されたことに伴い同路線との重用関係が消滅する。
- 2000年12月21日 - 広島県道359号高坂本町線時代から通行不能区間だった三原市小坂町 - 三原市高坂町真良間が開通する(恐らく20世紀最後の自動車通行不能解消区間ではないかと思われる)。
- 2005年3月22日 - 三原市と賀茂郡大和町・豊田郡本郷町・御調郡久井町が対等合併して改めて三原市が設置されたことに伴い全線が三原市域を通る路線になる。
路線状況
重用区間
- 広島県道344号大草三原線(三原市小坂町) - 重用区間はわずか14m。将来道路改良により解消される予定。
地理
通過する自治体
- 三原市
接続道路
- 広島県道25号三原東城線(三原市西町1丁目・三原市甲山通り交差点〔起点〕)
- 広島県道344号大草三原線(三原市小坂町)
- 広島県道344号大草三原線(三原市小坂町)
- 広島県道50号本郷久井線(三原市高坂町真良)
- 広島県道343号下徳良本郷線(三原市本郷町船木)
- 広島県道33号瀬野川福富本郷線・広島県道82号広島空港本郷線(三原市本郷町船木・船木大橋(東)交差点〔終点〕)
沿線
- 京覧カントリー倶楽部
参考文献
- 尾三地域発展プラン(2002年〔平成14年〕広島県尾三地域事務所〔三原市〕刊)