平壌国際空港
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平壌国際空港(ピョンヤンこくさいくうこう、テンプレート:Lang-en-short)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌市順安区域にある同国唯一の国際空港である。所在地から「順安空港(スナンくうこう)」とも呼ばれる。
目次
概要
市中心部から北に約24kmの地点に位置する。同国唯一の航空会社である高麗航空のハブ空港である。滑走路を2本有するが、そのうち1本の使用を停止している。沖止め・ランプバス方式。
2012年12月現在、外国籍の航空会社は中華人民共和国(中国)の中国国際航空の北京線が週2便乗入れている。過去には中国南方航空や、冷戦時代には旧アエロフロート・ソビエト航空(現・アエロフロート・ロシア航空)がロシア各地からの定期便を運航していた。
空港利用料金は10ユーロであり、11米ドルもしくは100元でも支払い可能である。
旅客ターミナル
2011年7月15日より、新たに建造されたターミナルが供用を開始した。[1]
旧旅客ターミナルは金日成の肖像画が特徴的であった。
設備
入国審査所・税関・検疫所・両替所を備える他、免税店、レストラン、バー、駐車場やタクシー乗り場などがある。
営業時間
- 手荷物の保管
ギャラリー
- Air Koryo @ Sunan.jpg
旅客乗降の様子
- Air Koryo Tu 204 and new bus.JPG
ランプバスと旅客機の沖止め
- Vladimir Putin with Kim Jong-Il-8.jpg
ロシア連邦大統領歓迎式典
- Pyongyang Sunan International Airport Check-in.jpg
チェックインカウンター
- Departure Lounge at Sunan International Airport.jpg
旧旅客ターミナル免税店
- North Korea-Pyongyang-Sunan International Airport-02.jpg
旧旅客ターミナル
アクセス
- 平壌市中心部まで車で約20分。外国人観光客の移動には送迎車かツアーバスが使われることが多い。
就航航空会社
国際線定期旅客便
- 高麗航空 (JS)
- 中国国際航空 (CA)
- テンプレート:Flagicon 北京/首都
国内線定期旅客便
チャーター便乗入れ実績
- 大韓航空 (KE)
- アシアナ航空 (OZ)
- マンダリン航空 (AE)
- アエロフロート・ロシア航空 (SU)
- 日本航空 (JL) - 1990年、1992年
- 全日本空輸 (NH) - 2002年10月15日、2004年7月9日
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ 新ターミナル供用開始に関する情報 - 高麗航空Facebookページ
- ↑ 高麗航空、中国・吉林省の延吉に就航 Tu-204とAn-148を使用 FlyTeam 2013年8月14日付