常北太田駅

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営業当時の駅構内(1990年8月5日撮影)
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2・3番線ホーム跡(2007年1月8日撮影)
ファイル:Jōhoku-Ōta Station Front.JPG
水郡線常陸太田駅前から見た常北太田駅。手前の道路は国道349号線。(2009年1月26日撮影)

常北太田駅(じょうほくおおたえき)は、茨城県常陸太田市山下町1705番地1にあった日立電鉄日立電鉄線廃駅)である。

概要

東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線常陸太田駅から国道349号を挟んだ、日立電鉄バス乗り場の一角にあった。なお、かつての駅舎木造だったが、1972年昭和47年)にコンクリート2階建てに建て替えられた。日立電鉄線の廃線後、駅舎は営業所兼待合室として、「日立電鉄交通サービス太田旅行センター」が代替バス乗車券を販売していた。

2007年平成19年)6月頃にホームが解体された。さらに2010年(平成22年)2月から3月にかけて、常陸太田駅周辺整備事業に伴い駅舎も解体され、跡地は国道293号線の道路用地に転用された。

廃駅前の状況

混合ホーム2面3線と側線1本を持つ比較的規模の大きい地上駅であったが、通常は1番線のみを使っていた。駅舎内には「日立電鉄交通サービス太田旅行センター」が併設されていたが、前記したように廃止後も現存した。

開設当初から直営駅となっていた。窓口の営業時間は、平日は6時20分から19時まで、土曜日および休日は9時から17時までであった。自動券売機は設置されていたが、乗車駅証明書発行機は設置されていなかった。

始発列車は6時26分、終電の到着は22時28分であった。

駅周辺

廃止前日時点のものを記載する。

歴史

  • 1929年昭和4年)7月3日 - 日立電鉄線久慈浜駅 - 当駅間の開業に伴い新設。
  • 1972年(昭和47年)5月25日 - それまでの木造駅舎が取り壊され、新駅舎が竣工する。
  • 2005年平成17年)4月1日 - 日立電鉄線廃線に伴い廃止。駅舎は、駅前にあるバス停(太田駅前に変更)の待合室として引き続き使用される。
  • 2010年(平成22年)2月から3月にかけて -常陸太田駅周辺整備事業に伴い駅舎が解体される。
  • 2011年(平成23年)2月 -常陸太田駅周辺整備事業により跡地は国道293号線の道路用地となる。

隣の駅

日立電鉄
日立電鉄線
常北太田駅 - 小沢駅

関連項目

テンプレート:日立電鉄線