巨人戦ハイライト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

巨人戦ハイライト(きょじんせん-)とは日本テレビ制作で、クロスネット局であるテレビ大分テレビ宮崎向けに放送しているフィラー番組であり、日本テレビ系列で放送された読売ジャイアンツ戦のハイライトを流す番組である。

番組の目的

日本テレビ系列で放送している「Dramatic Game 1844」では、最大21:24迄の30分延長(2005年8月以後は試合展開によって延長の途中打ち切りの場合も)がある。そのため深夜にNNN系列局で生放送している「NEWS ZERO」「Going!Sports&News」も遅れて放送される。

野球小僧白夜書房2010年12月号によると、フジテレビジョンが「プロ野球ニュース」を開始し成功を収めた翌年の1977年ごろから、フジテレビと同じ題名の「プロ野球ニュース」として放送されたが、この当時から巨人に特化した内容で放送され、原型となっているとされている。1978年ごろから「巨人戦ハイライト」に改められた。

クロスネット局であるテレビ大分テレビ宮崎では最終版ニュースとスポーツを日本テレビ系列であるNNNから配給しており、プライムタイム(19:00~23:00)の枠において、フジテレビテレビ朝日などの番組をネットワーク受けする曜日に、日本テレビ系列で巨人戦中継があり放送時間延長があった場合は、報道番組の性質上、「撮って出し」(放送前に無編集で収録すること)が出来ず必ず生放送をしなければいけないのでNNNの以上の生放送番組が始まるまで「巨人戦ハイライト」を時間調整のための穴埋め(フィラー)番組として放送する。

ただ、1980年代前半までは現在とは異なり、報道番組でも特に大事件がなかった時は時折「撮って出し」を行うことがあった。このため、「NNNきょうの出来事」を巨人戦を延長せず他系列の番組を放送したクロスネット局向けに先行放送した後、巨人戦の延長をした局にその内容を録画して放送したケースがある(大事件の場合は改めて生放送をすることもあった)。

以前はこの2局以外にもクロスネット局が多かったため、最終版ニュースをNNNから配給される放送局で巨人戦の生中継がなかった(あるいは巨人戦の生中継があっても延長になる試合にもかかわらず定時終了となる)地域でも「巨人戦ハイライト」が放映された局があった。また、クロスネット局でない非マストバイ局で編成の都合から「巨人戦ハイライト」が放映された局もあった。

その他

  • 当番組を放送していた局では、定刻で「NNNきょうの出来事」のオープニングが流れ、CMをはさんだ後、当番組を放送、再びCMをはさみ、マストバイ局で「きょうの出来事」の本編開始と同時にニュース本編が始まっていた。

関連項目

テンプレート:Asbox テンプレート:Baseball-stub