工藤雪枝
テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox 人物 工藤 雪枝(くどう ゆきえ、1965年3月14日 - )は、日本のジャーナリスト、評論家。
経歴
北海道に生まれ、その後陸上自衛官である父親の転勤に伴って全国各地に移り住む。岡山県立津山高等学校時代、英検一級合格。在学中にAFS財団プログラム留学生として米国ニューヨーク州に1年間留学した[1]。
東京大学教養学部文科一類(法学部進学課程)在学中にはESS、法律相談所に所属し、1988年(昭和63年)に東京大学法学部を卒業[1]。JPモルガン銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社およびロンドン支社に勤務。ロンドンで英国金融市場のコンサルティングに携わる。
1992年(平成4年)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)より経済学修士号取得[1]。経済学の分野でも特にブラック・マートンらのデリバティブ価格理論を研究[1]。同年よりフリーのジャーナリストとなる[1]。
防衛庁オピニオンリーダー、日本戦略研究フォーラム政策提言委員、外国人特派員協会報道委員 拓殖大学客員教授、日本トランスパーソナル心理学会理事などを歴任。2007年(平成19年)、安倍晋三首相(2006年9月26日 - 2007年9月26日在任)から戦略的広報親善大使に任命された。
活動
日本国内
テレビ朝日CNNデイブレイクメインキャスター他[1][2]、NHKくらしの経済[2]、NHK BS1などのテレビ局報道番組でキャスター、コメンテーターを務める[1][2]。また英国のロイズ保険組合、プラザ合意10周年特別番組、ウィークリー経済レポートなどを「ニュースステーション」特集、NHKBS特集番組、日本テレビ24時間ニュースなどで担当。
コメンテーターとしては朝まで生テレビ、報道2001などの番組に出演。特に安全保障、国際関係、国家論を専門として活動。また皇太子徳仁親王妃雅子の学友として皇室アルバムなど皇室関連のコメンテーターとしての出演もある[1]。
執筆においても月刊文藝春秋、正論、諸君!、中央公論、SAPIO、WiLL、VOICE、婦人公論、英語版NEWSWEEKなど多数の雑誌に寄稿を行っている。既存の連載は「セキュリタリアン」「産経新聞」「ELLEジャポン」など。また、拓殖大学客員教授も務めた[1]</ref>。
英国の王族の情報にも詳しく、ダイアナ妃の葬儀を日本テレビが生中継した特別番組ではコメンテーターを務めた[2]。
全国各地で経済、防衛関係の講演を行っている[3]。
日本国外
英国BBC、米国CBS・ABC・NBCなどに出演している[2]。
著書
- 『特攻へのレクイエム』中央公論新社 2001年(2004年、同社の中公文庫でも文庫化)
脚注
外部リンク
- 『特攻へのレクイエム』 ブックレビュー (英語)