川端 (福岡県)
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テンプレート:Pathnav 川端(かわばた)とは福岡県福岡市博多区の博多川右岸にある地名。福岡市地下鉄空港線中洲川端駅が出来たため、川端一帯を漠然と指す地名となった。行政区名では、上川端町と下川端町である。
上川端町
上川端町は、国体道路(国道202号)と明治通りに挟まれた区画。1966年(昭和41年)の町名町界整理までは、上新川端町、川口町、片土居町、中土居町、上土居町、大乗寺前町(以上土居流)、下新川端町(大黒流)、今熊町(櫛田流)、社家町(岡流)であった。川端通商店街があり賑わう。商店やオフィスが多く、冷泉公園北側には専門学校もあり、公園の昼時はサラリーマンや学生が利用する姿が見られる。
主な施設
- 櫛田神社
- 旧冷泉小学校 - 博多小学校に統合され、現在は小学校としては使用されていない。
- 冷泉公民館 - 冷泉小敷地内
- 冷泉公園 - 福岡大空襲犠牲者の追悼碑が建つ。
- 川端通商店街 - 400メートルに100店舗ほどが並ぶ。テンプレート:Main
- 資格の大原福岡校
- 冷泉閣ホテル川端店
- リノベーションミュージアム冷泉荘
下川端町
下川端町は、明治通りと昭和通りに挟まれた区画。町名町界改変までは、川端町、下新川端町、麹屋町(近年山笠では麹屋番という呼称を使用)、掛町(以上大黒流)、行町、片土居町、下土居町(以上土居流)であった。
かつて下川端町には下川端商店街・寿通商店街があり昭和30年代から40年代には博多の商業の中心として繁栄した。福岡銀行・西日本相互銀行の本店も川端地区に存在した。平成11年下川端地区再開発事業によって博多リバレインが建設され、以前の面影は失われた。博多リバレイン敷地内の博多川沿いに鏡天満宮がある。