岸里駅

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テンプレート:駅情報 岸里駅(きしのさとえき)は、大阪市西成区岸里一丁目5-15にある大阪市営地下鉄四つ橋線。駅番号はY18。西成区の代表駅である。

駅構造

相対式2面2線ホームの地下駅。改札口は1番ホーム大国町寄りと、2番ホームの南北双方に1か所ずつ、いずれもホームと同一フロアで、合計3か所ある。なお、互いのホームを結ぶ通路が線路下に通されている。

のりば

岸里駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Color四つ橋線 玉出住之江公園方面
2 テンプレート:Color四つ橋線 大国町なんば西梅田方面

利用状況

2012年11月13日に実施された調査の結果によると、乗車人員は8,195人、降車人員は7,322人で、両者を合わせた乗降人員は15,517人であった[1]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 乗車人員(人/日) 降車人員(人/日) 乗降人員(人/日)
1990年(平成2年) 10,671 10,398 21,069
1995年(平成7年) 9,357 8,683 18,040
1998年(平成10年) 8,186 7,859 16,045
2007年(平成19年) 8,145 7,396 15,541
2008年(平成20年) 8,390 7,603 15,993
2009年(平成21年) 8,039 7,151 15,190
2010年(平成22年) 8,307 7,512 15,819
2011年(平成23年) 8,275 7,387 15,662
2012年(平成24年) 8,195 7,322 15,517

駅周辺

ファイル:西成区役所.jpg
西成区役所(岸里駅2号出口を併設)

南海本線大阪市営地下鉄堺筋線天下茶屋駅へは直線距離で200m程(当駅との間には梅田東梅田西梅田3駅相互間のような連絡運輸はないが、駅構内には誘導用の案内表示がある)。

歴史

  • 1956年(昭和31年)6月1日 3号線(現在の四つ橋線)の花園町~当駅間延伸時に開業。当初は終着駅。
  • 1958年(昭和33年)5月31日 3号線が玉出まで延伸、中間駅となる。
  • 2001年(平成13年)12月 西成区役所庁舎の建て替えに伴い、従来地上にあった2号出入口の券売機・改札口を地下に移設。

隣の駅

大阪市営地下鉄
テンプレート:Color四つ橋線
花園町駅 (Y17) - 岸里駅 (Y18) - 玉出駅 (Y19)
  • ()内は駅番号を示す。

その他

  • 当駅は開業前は、当時のこの地域の町名から「皿池(さらいけ)」という仮称であった。しかし「血の池」と間違われる可能性があるとの意見が出て、地域一帯を指す地名(住居表示変更で正式な町名となったのは駅開業後の1973年)の「岸里」に急遽変更されたという経緯があった。
  • 当駅のホームの南側2両分は現在使われていないが、その部分には、大阪市営地下鉄でかつて(1980年代まで)使われていた、「ひげ文字」などと通称される独特の字体で書かれた、ラインカラーのない駅名標がそのまま残っていて、乗車中に窓から見ることができる。

脚注

  1. 路線別駅別乗降人員 2012年11月13日

関連項目

外部リンク


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