岩手医科大学
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テンプレート:Infobox 岩手医科大学（いわていかだいがく、テンプレート:Lang-en、公用語表記: 岩手医科大学）は、岩手県盛岡市内丸19-1に本部を置く日本の私立大学である。1947年に設置された。
概要
岩手県内唯一の医師・歯科医師・薬剤師養成機関、東北地方で唯一の私立医学部である。2007年（平成19年）には薬学部が増設され、医歯薬3学部をすべて有することになった。日本の私立大学で同3学部を有するのは、他に昭和大学と日本大学のみである。
大学附属病院として、盛岡市内に岩手医科大学附属病院（1,166床）、附属PET・リニアック先端医療センター、花巻市に附属花巻温泉病院（150床）がある。
医学部の推薦入試では、岩手県内の高校出身者に対して募集人数の面での優遇処置がある。私立大学医学部で地元出身者を優遇する枠を設ける大学としてはほかに、兵庫医科大学と川崎医科大学、さらに自治省と各都道府県が設立した自治医科大学がある。
沿革
- 1897年（明治30年） - 私立岩手病院開設、医学講習所、産婆看護婦養成所を併設
- 1901年（明治34年） - 私立岩手医学校設立
- 1912年（明治45年） - 廃校
- 1926年（明治34年） - 岩手病院診療棟竣工
- 1928年（昭和3年） - 私立岩手医学専門学校設立
- 1947年（昭和22年） - 財団法人岩手医科大学に組織変更
- 1948年（昭和23年） - 岩手医科大学医学部医学科開設
- 1951年（昭和26年） - 学校法人岩手医科大学に組織変更
- 1952年（昭和27年） - 新制岩手医科大学発足
- 1955年（昭和30年） - 進学課程の一般教育を日本大学三島教養部（現・国際関係学部）にて開始
- 1960年（昭和35年） - 大学院医学研究科設置（博士課程）
- 1965年（昭和40年） - 歯学部・教養部開設
- 1966年（昭和41年） - 岩手歯科技工士学校開設（現：岩手医科大学医療専門学校歯科技工学科）
- 1966年（昭和41年） - 進学課程設置に伴い、委託教育終了
- 1967年（昭和42年） - 歯学部附属病院開院
- 1970年（昭和45年） - 医学部附属病院外来診療棟、病棟、臨床講堂竣工
- 1972年（昭和47年） - 記念図書館竣工
- 1976年（昭和51年） - 岩手歯科技工士学校を岩手歯科技工専門学校に名称変更
- 1980年（昭和55年） - 岩手県と共同で高次救命救急センター開設（現：岩手県高度救命救急センター）
- 1983年（昭和58年） - 大学院歯学研究科開設（博士課程）
- 1990年（平成2年） - 社団法人日本アイソトープ協会と共同で陽電子核医学研究施設サイクロトロンセンターを開設
- 1993年（平成5年） - 附属花巻温泉病院開設
- 1994年（平成6年） - 附属病院に特定機能病院の承認
- 1997年（平成9年） - 創立60周年記念館、附属循環器医療センター開設
- 2001年（平成13年） - 岩手県高次救命救急センター 高度救命救急センターへ昇格[1]
- 2004年（平成16年） - 岩手県より岩手県立衛生学院を移管し、岩手医科大学歯科衛生専門学校へ
- 2004年（平成16年） - 同時に岩手歯科技工専門学校を岩手医科大学歯科技工専門学校へ名称変更
- 2004年（平成16年） - 大学院医学研究科設置（修士課程）
- 2005年（平成17年） - 岩手医科大学附属病院に歯科医療センターを開設（歯学部附属病院を統合）
- 2007年（平成19年） - 薬学部・共通教育センター開設
- 2007年（平成19年） - 矢巾キャンパス竣工
- 2009年（平成21年） - 岩手医科大学附属病院に循環器医療センターを開設（附属循環器医療センターを統合）
- 2010年（平成22年） - 超高磁場MRI研究所開設
- 2010年（平成22年） - 附属PET・リニアック先端医療センター開設
- 2011年（平成23年） - 医学部・歯学部基礎講座統合・移転
- 2011年（平成23年） - 共同研究部門移転・医歯薬総合研究所へ改組
- 2011年（平成23年） - 矢巾キャンパス第二次事業竣工
- 2011年（平成23年） - 歯科技工専門学校と歯科衛生専門学校を統合し岩手医科大学医療専門学校へ改組
- 2012年（平成24年） - 矢巾キャンパスに附属病院ドクターヘリ基地ヘリポート竣工
- 2012年（平成24年） - 大学院薬学研究科設置（博士課程・修士課程）
- 2013年（平成25年） - 矢巾キャンパスに災害時地域医療支援教育センター・マルチメディア教育研究棟竣工
