岩井奉信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩井 奉信(いわい ともあき、1950年 - )は、日本の政治学者。専門は、政治学、現代日本政治、立法過程に関する研究。日本大学教授、武蔵野大学客員教授、21世紀臨調委員、社会経済生産性本部評議員、政策研究フォーラム理事。
人物
東京都出身。成蹊中学校・高等学校を経て、1976年(昭和51年)日本大学法学部法律学科卒業。1981年(昭和56年)慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。
1981年慶應義塾大学新聞研究所講師、1986年常磐大学人間科学部専任講師、1987年常磐大学人間科学部助教授を経て、1992年(平成4年)常磐大学人間科学部教授。同年、社会経済生産性本部評議員。2000年(平成12年)から日本大学法学部政治経済学科教授。武蔵野大学客員教授、早稲田大学客員講師、宇都宮大学講師を兼任。
日本テレビ系ウェークアップ!ぷらす、テレビ朝日「報道ステーション」などの番組にコメンテーターとして出演歴がある。
鉄道好きでテレビメディア出演時は鉄道バッジを付けている。その原点は近鉄特急の魅力にはまったことであり、今でも暇さえあれば乗りにいくという[1]。
政治改革推進協議会の委員として政治改革に従事、茨城・高知・神奈川県などの職員・議員研修を担当。参議院改革のための有識者会議委員もつとめる。
日本大学法学部のゼミナール出身者に川松真一朗(テレビ朝日アナウンサー)がいる。
著書
単著
共著
- (猪口孝)『「族議員」の研究――自民党政権を牛耳る主役たち』(日本経済新聞社, 1987年)
- (黒川貢三郎・杉山逸男)『教養政治学』(南窓社, 1990年/改訂版, 1997年)
- (猪口孝・岩崎美紀子・田中愛治・河野勝・猪口邦子)『政治学のすすめ』(筑摩書房,1996年)
- (佐々木毅)『政治改革1800日の真実』(講談社, 1999年)
- (鳥越俊太郎・八木秀次・御厨貴・小林節)『石原「総理」の危うさ やらせてみたい。でも…… 』(小学館[小学館文庫],2003年)
所属学会
- Japan Elction Studies Association (Boad 、国内 )
- American Political Sience Association (国外)
- Japan political Science Association (Boad 、国内 )
- 日本選挙学会 (理事 、1998年-2000年 、国内 )
- アメリカ政治学会 (国外)
- 日本政治学会 (理事 、2000年-2002年 、国内 )