岡山県道397号寒河本庄岡山線
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岡山県道397号寒河本庄岡山線
片上大橋付近(2010年7月25日)
片上大橋付近(2010年7月25日)
岡山県道397号寒河本庄岡山線(おかやまけんどう397ごうそうごほんじょうおかやません)は、岡山県備前市日生町寒河と岡山市東区君津を結ぶ一般県道である。
県道の大部分にあたる備前市蕃山 - 岡山市東区君津間は岡山ブルーライン(旧称「岡山ブルーハイウェイ」)という自動車専用道路となっており、特に2004年の無料化以降は国道2号のバイパス機能を担っている。一方で、残された区間の一部は未開通のまま残されている。
ブルーライン区間の詳細な概要は岡山ブルーラインを参照。
概要
岡山県東端の備前市日生・寒河地区から国道2号よりも瀬戸内海に近い部分を西走、岡山市東部の西大寺付近の国道2号岡山バイパスに至る道路。岡山ブルーライン東端の蕃山インターチェンジから東約1.5kmの一般道区間は、岡山県道260号八木山日生線と重複している。
岡山ブルーラインの区間が告示から7年後の1977年に全通したのに対し、その地点より東の一般道区間は長い間岡山県道260号八木山日生線との重複区間のみが整備され、残る約2.5kmの区間は未開通のまま残されてきた。ただし、近年になって残区間が着工され、一部開通している。また、西端には備前市道が接続しており、寒河まで至ることも可能。
なお、建設が長い間滞った背景には岡山県道路公社の管理する道路(ブルーラインの他、水玉ブリッジラインや鷲羽山スカイライン、岡南大橋有料道路)がいずれも通行量が伸び悩み、経営不振に陥っていたことが挙げられる。
路線データ
- 起点:岡山県備前市日生町寒河(国道250号交点)
- 終点:岡山県岡山市東区君津・君津IC
- 総延長:32.4km
- 未開通区間:備前市日生町寒河 - 備前市蕃山間(寒河峠、現在建設中(西岡市長答弁/H26年3月末完成予定。2015年))
沿革
- 1970年12月25日 岡山県告示第1,040号により認定される。
- 1972年頃 現行の県道番号に変更される。
- 1974年11月30日 岡山ブルーハイウェイの岡山市西大寺五明(西大寺IC) - 岡山市君津(君津IC)間が開通。
- 1977年7月1日 岡山ブルーハイウェイの備前市蕃山(蕃山IC) - 岡山市西大寺五明(西大寺IC間)が開通。
- 1994年 岡山ブルーハイウェイが岡山ブルーラインに改称。
- 2004年4月1日 岡山ブルーラインが無料開放される。
通過する自治体
- 備前市
- 瀬戸内市
- 岡山市(東区)
地理
道の駅
主な峠
- 寒河峠(備前市日生町寒河/備前市蕃山、未開通)
主な橋梁
- 片上大橋(備前市穂浪 - 瀬戸内市邑久町虫明間、520m)
- 西大寺大橋(岡山市東区西大寺新 - 岡山市東区金岡東町2丁目間、544m)
接続道路
- 国道250号(備前市日生町寒河、起点・備前市穂浪)
- 岡山県道260号八木山日生線(備前市蕃山で重用)
- 岡山県道418号鶴海港坂田線(備前市鶴海)
- 岡山県道465号大平山坂田線(瀬戸内市邑久町虫明)
- 岡山県道224号瀬西大寺線(瀬戸内市邑久町福谷)
- 岡山県道39号備前牛窓線(瀬戸内市邑久町本庄)
- 岡山県道231号神崎邑久線(瀬戸内市邑久町豊原)
- 岡山県道28号岡山牛窓線(岡山市東区西大寺五明)
- 国道2号岡山バイパス(岡山市東区君津、終点)