山川駅

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『JR日本最南端の有人駅』の記念標
ファイル:Yamakawa-sta2.jpg
待合室・改札・最南端のJR窓口の様子

山川駅(やまかわえき)は、鹿児島県指宿市山川(やまがわ)成川にある、九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線である。

旧・山川町の代表駅。鹿児島中央駅からのほとんどの列車が当駅で折り返し、この先枕崎駅方面は本数が大幅に減る。JRの有人駅はこの駅が最南端で、駅前には「JR日本最南端の有人駅」の標柱がある。台湾の領有権を喪失してから1960年3月22日西大山駅が開業するまでは日本最南端の駅だった。

市町村合併に伴い現在は指宿市に編入されているが、旧揖宿郡山川町の時代から一貫して町名、地名とも「やまがわ」であり、駅名は「やまかわ」と濁らない。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは構内踏切で連絡している。1番のりばと2番のりばに方面の区別はないが、1番ホーム(駅舎側)5両分、2番ホーム3両分と、1番ホームのほうが長くなっている。おもに1番のりばを利用し、列車交換などで到着時に1番のりばが空いていない時に2番のりばを使用する。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。自動券売機は現金(紙幣は1000円のみ)のみ対応でオレンジカードは使用できない。

歴史

利用状況

  • 2012年度の1日平均乗車人員は222人である。
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2003 414
2004 402
2005 383 770
2006 345 688
2007 290 576
2008 252 505
2009 223 449
2010 251 504
2011 249 497
2012 222 443

その他

  • かつてJR九州バス(山川線:山川駅 - 開聞駅 - 枕崎駅)が運行されていた。
  • 昭和20年代まで貨物列車の日本最南端の取り扱い駅であった。現在残っている留置線はその時の名残である。

駅周辺

※山川市街地(指宿市役所山川庁舎)方面へは山川桟橋行きにのりかえ

隣の駅

九州旅客鉄道
指宿枕崎線
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指宿駅 - 山川駅
テンプレート:Color普通
指宿駅 - 山川駅 - 大山駅

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

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