尾道市立大学
テンプレート:Infobox 尾道市立大学(おのみちしりつだいがく、テンプレート:Lang-en)は、広島県尾道市久山田町1600に本部を置く日本の公立大学である。2001年に設置された。大学の略称は尾大(おのだい)。
目次
沿革
- 2001年 短大を改組転換し、四年制大学尾道大学を設置(経済情報学部、芸術文化学部)
- 2005年 大学院設置(経済情報研究科、日本文学研究科、美術研究科)
- 2012年 公立大学法人化の際に、尾道市立大学に名称変更
概略、および特色
2001年、尾道短期大学(前身は尾道市女子専門学校)が4年制大学に移行し、尾道大学となる。経済情報学部と芸術文化学部の2学部3学科がある。2012年4月1日に公立大学法人へ移行し名称が尾道市立大学となる。
在学生中、女子学生の割合がかなり高い(特に芸術文化学部では、その8割以上が女子学生である)。
経済情報学部では、1年次から基礎演習などの少人数のゼミが行われ、3年、4年次への専門演習I、IIへの準備がなされている。ゼミの中には、上海、香港など海外企業研修を取り入れたり、他大学との対抗ゼミや街中ゼミ(公開ゼミ)を行ったり、日経ストックリーグに参加するところもある。カリキュラムは、経済系(経済コース)、情報系(情報コース)、経営系(経営コース)と3系統(3コース)から構成されており、学生は自分の関心に応じて(系統)コース選択をして自由に履修できることが特徴となっている。海外語学実践などで、提携大学に短期語学留学をする学生もいる。
芸術文化学部には、日本文学科と美術学科がある。美術学科は、入学して2年へ進級する時に、コース(日本画、油画、デザイン)を選択する。通常の美大では、入学試験の時にコースを選択して受験する必要があるが、尾道市立大学では1年次に、日本画、油画、デザインの基礎を一通り学べるのが大きな特徴となっている。デザイン分野では、工業デザイン、商業デザイン、インスタレーション、アニメーション、タイポグラフィーなども含む幅広い内容となっている。尾道で2007年以降に2年毎に開催されるArtist In Residence ONOMICHIも、美術学科教員によりオーガナイズされている。日本文学科には、創作ゼミがあり、現役のミステリー作家(光原百合教授)が創作指導にあたっている。卒業論文を創作作品によって代替できるため、創作活動に励む学生も多い。また2006年度には角川春樹が客員教授として教鞭を執った。
学部・学科
- 経済情報学部
- 経済情報学科
- 芸術文化学部
- 日本文学科
- 美術学科
大学院
- 経済情報研究科
- 日本文学研究科
- 美術研究科
キャンパス
- 本部キャンパス:広島県尾道市久山田町1600番地2
図書館
- 附属図書館:同上
- 学生会館
その他の附属施設
- 尾道市立大学美術館:広島県尾道市久保3丁目4-11
- 国際交流センター
- 地域総合センター
- 情報処理研究センター
- キャリアサポートセンター
クラブ・サークル
- 尾道市立大学には34のクラブ(体育系17、文化系17)と、10の同好会がある。 ※2008年9月4日現在
著名な大学関係者
- 光原百合 - 芸術文化学部日本文学科教授(ミステリー作家)。2002年短編「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞を受賞。
恒例行事
- 4月入学式
- セミナー(1年生対象)
- 5月スポーツ大会
- 学年ごとに異なる球技をおこなう。3年生まではゼミ単位でのチーム分けであるが、4年生は自由にチームを組むことはできる。
- 学年ごとに異なる球技をおこなう。3年生まではゼミ単位でのチーム分けであるが、4年生は自由にチームを組むことはできる。
- 11月翠郷祭
- 尾道市立大学で2日間開催される学園祭。メインイベントは、ダンスコンテストとプロによる爆笑LIVE!である。
- 3月学位授与式