尼子騒兵衛
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尼子 騒兵衛(あまこ そうべえ、1958年 - )は日本の漫画家。本名は不詳。女性[1]。射手座のO型。兵庫県尼崎市出身[1]。
概要
兵庫県立尼崎小田高等学校[2]、佛教大学文学部史学科通信教育課程卒業[3]。住友精密工業、電通勤務を経て漫画家となる。代表作の『落第忍者乱太郎』は現在も朝日小学生新聞紙上に期間限定で年2回連載中(半年間無休で執筆して残りの半年は休業[4])。単行本は54巻まで発表されている。
ペンネームの由来は兵庫県尼崎市生まれで「騒々しい」ことから[1][3]。このペンネームは少女漫画誌に作品を投稿した際、締め切りが迫っていたために適当に決めたものである[1]。母校(高校)で2006年12月に講演した。大の近鉄バファローズファンであり、作中にも野牛近鉄や柳生烈号(野牛レッツゴー)といった、近鉄バファローズを意識した人物が登場する。描くキャラクターが子供から大人まで広く受け入れられ易いため、自治体(福知山観光協会)や企業(尼崎信用金庫)のイメージキャラクターを手がけたこともある。
「くノ一に年齢はない」という事で、公式には生年不明で通している[4]。
師匠は名和弓雄。『落第忍者乱太郎』連載のきっかけは、朝日小学生新聞編集部が、ギャグ漫画の描ける女性漫画家を探していたところ、ある漫画家を通じて紹介があったことから。しかし当時の騒兵衛はしばらく漫画を描いていなかったため、『乱太郎』初期の絵はほとんど素人同然であった(後に本人自ら「素人に頼むなんていい度胸してるよ」と自嘲気味に述べている)[1]。だが、回を増すごとに画力は洗練されてゆき、小学生を中心にじわじわと人気を得、1993年、NHK教育テレビにて『忍たま乱太郎』としてアニメ化された。近年では小学生のみならず、若い女性読者や親子二代にわたるファンも増えている。自宅兼事務所がカラクリ屋敷(各種の仕掛けが施されている)になっている。さらに忍者道具をコレクションしており、イベントや忍者関連の書籍用に貸し出すことがある。
略歴
- 1983年、「田舎押領使一家」(『別冊マーガレット』誌上)でデビュー
- 1986年、「落第忍者乱太郎」連載開始(朝日小学生新聞)
- 1993年、『忍たま乱太郎』放映開始(NHK教育テレビ)
- 1996年、『映画 忍たま乱太郎』『はむこ参る!』劇場公開(松竹)
- 2011年、『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』『忍たま乱太郎(実写版)』劇場公開(ワーナー・ブラザーズ映画)
- 2013年、『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』劇場公開(東映)
作品リスト
- 忍たま乱太郎シリーズ
- はむこ参る!(1996年、朝日新聞出版)
- よくわかる愛媛の野菜(2000年、愛媛県青果物消費拡大協議会)
- らくご長屋 1 - (岡本和明作、2004年、ポプラ社)
- 落第忍者乱太郎の学問のススメ(朝日新聞教育面 イラスト使用)
出演
テレビ
- はじめての西国三十三所巡り(NHK教育)
- みてハッスルきいてハッスル(NHK教育)
映画
- 忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段(2013年) - 本人役
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 「「落第忍者乱太郎」のヒミツ‐尼子騒兵衛先生に突撃インタビュー」『落第忍者乱太郎』第8巻、236-238頁
- ↑ 兵庫県立尼崎小田高等学校「テンプレート:PDF」
- ↑ 3.0 3.1 3.2 「作家紹介・尼子騒兵衛」ポプラ社HP内
- ↑ 4.0 4.1 『尼子騒兵衛さん―朝日小学生新聞の連載が26年目に入った漫画家』朝日新聞「ひと」2011年7月22日付
外部リンク
- こどもアサヒ(朝日学生新聞社)
- NHKアニメワールドテンプレート:Manga-artist-stub