尻手駅

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尻手駅(しってえき)は、神奈川県川崎市幸区南幸町三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線である。

南武線の本線のほか、浜川崎駅方面の支線(浜川崎支線、旅客案内では「南武支線」)、および新鶴見信号場への支線(尻手短絡線、貨物列車専用)が当駅から分岐している。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線の高架駅

各ホームから地下道を通ったところにある木造平屋建ての駅舎は開放的で、内部には自動券売機自動改札機、窓口などがある。直営駅で、みどりの窓口(営業時間 7:00 - 20:00)が設置されている。川崎新町駅浜川崎駅の南武線側は当駅が管理している。

2011年3月バリアフリー化工事が完工した。ホームごとにエレベーターが設置されたが南武線下り(矢向登戸立川方面)と南武支線(八丁畷浜川崎方面)へは改札左手にある南武線上りのホームへ向かうエレベータを利用して中二階での乗り換えが必要となっている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color南武線 上り 川崎
2 テンプレート:Color南武線 下り 矢向登戸立川方面
3 テンプレート:Color南武線 支線 八丁畷浜川崎方面
  • ワンマンの浜川崎支線は発車メロディを扱わないため、車外ブザーを鳴らして発車を知らせる。このため、発車メロディを普段扱うのは1番線と2番線のみであるが、列車接近時のATOS放送は3番線を含むすべてのホームで使用されている(3番線には行先案内表示機がない)。
  • 4・5番線にはホームが設置されていないが、4番線が尻手短絡線の本線、5番線が尻手短絡線の待避線となっている。浜川崎支線・尻手短絡線経由で新鶴見信号場 - 浜川崎・川崎貨物・東京貨物ターミナル駅方面を結ぶ貨物列車が使用している。なお、南武線経由で浜川崎方面へ抜ける列車[1]はホームのある1番線と2番線より南武線 - 浜川崎支線へと乗り入れている。

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利用状況

2013年度の1日平均乗車人員は12,873人である[2]。当駅は南武支線との乗換駅だが、南武線の乗り換え駅では最も少ない。近年の推移は下記の通り[3]

年度 一日平均
乗車人員
1995年 10,095
1996年 10,083
1997年 9,855
1998年 9,759
1999年 9,817
2000年 9,990
2001年 10,339
2002年 10,368
2003年 10,478
2004年 10,733
2005年 11,079
2006年 11,388
2007年 11,544
2008年 11,677
2009年 11,632
2010年 11,691 [2]
2011年 11,695
2012年 12,087

駅周辺

駅所在地は川崎市幸区であるが、横浜市鶴見区との境にあり、「尻手」という地名も横浜市側にある。駅の下を尻手黒川道路が交差している。

バス路線

尻手駅前(徒歩すぐ)

尻手駅入口(徒歩すぐ)

駅名の由来

駅開設当時、当駅自体は川崎市大字南河原に位置していたが、駅名は隣接する橘樹郡鶴見町大字市場字尻手(現在の横浜市鶴見区尻手一 - 三丁目)から採った。「尻手」とは、「ある地域の後方にある土地」を意味する。

その他

  • 一時期アナウンスが「しって( ̄\)」と語尾下げで放送されていたが、いつの間にか元の語尾上げの「しって(_/)」に戻されていたテンプレート:要出典
  • 1960年昭和35年)公開の映画「夜の流れ」(成瀬巳喜男・監督)に登場する。
  • 当駅は川崎市内にあるが、運賃区分上は横浜市内の駅として扱っている。これは、南武線の川崎駅から稲田堤駅までのうち、矢向駅のみ横浜市(鶴見区)であり、中心駅(横浜駅)から矢向駅に行く途中の川崎駅と当駅も「横浜市内」に加える方が合理的だからである(なお、当駅から発着する支線の八丁畷・川崎新町・浜川崎の各駅や、さらに浜川崎で接続する鶴見線全線も横浜市内エリアの扱いがされている。)。「横浜市内」の詳細は特定都区市内を参照。

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color南武線
テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color各駅停車
川崎駅 - 尻手駅 - 矢向駅
テンプレート:Color南武線支線(浜川崎支線)
尻手駅 - 八丁畷駅
南武線貨物支線(尻手短絡線)
尻手駅 - (新鶴見信号場) - 鶴見駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

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  1. 拝島 - 安善間の米軍ジェット燃料輸送貨物列車(通称米タン)、臨時特急「リゾート踊り子号」など
  2. 2.0 2.1 JR東日本「各駅の乗車人員」
  3. 川崎市統計書