専順(せんじゅん、1411年(応永18年) - 1476年4月14日(文明8年3月20日))は、室町時代中期の連歌師。京都六角堂(頂法寺)の僧。柳本坊・春陽坊などとも号する。華道で有名な池坊の26世といわれている。
30歳代半ばから「文安月千句」、「文安雪千句」に名をあらわし、「初瀬千句」、「小鴨千句」などがある。応仁の乱で美濃守護代斎藤妙椿を頼り、美濃の地に春楊坊を結庵、その地で没した。
晩年には、宗祇が専順に師事し、「美濃千句」、「表佐千句」がある。「新撰莬玖波集」の中で、心敬、宗砌についで連歌師では第3位の入宗句数である。連歌論書に「片端(かたはし)」等がある。
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