寒河江駅
テンプレート:駅情報 寒河江駅(さがええき)は、山形県寒河江市本町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)左沢線の駅である。
駅構造
現在の駅舎は2002年の移転工事で新しく建てられたものである。ホームから階段を上がると改札口・出札口・待合所の集められた場所があり、そこから南西と北東に出られるようになっている。南西側が跨線橋の出口のみなのに対し、北東側は駅前広場が大変広く作られている。南西側の駅前にはさくらんぼのモニュメントがある。かつての駅舎は木造平屋の素朴なものでコンビニ「NEWDAYS」が入っていた。
直営駅で、みどりの窓口(営業時間 6時 - 20時)、びゅう旅センター(営業時間 10時 - 18時、土日祝休業)がある。自動改札はないが自動券売機が2台設置されている。
左沢線を統括する管理駅で、北山形駅を除く左沢線全駅を管理下に置く。左沢線営業所が当駅構内に所在する。車両留置用の側線を多数持ち、検修庫も設置されており、左沢線の車両(山形車両センター所属)や乗務員は当駅を拠点に運用される。夜間滞泊運用がある。
のりば
1 | テンプレート:Color左沢線(上り) | 羽前長崎・山形方面 |
2 | テンプレート:Color左沢線(下り) | 羽前高松・左沢方面 |
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は949人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 1,112 |
2001 | 865 |
2002 | 931 |
2003 | 947 |
2004 | 986 |
2005 | 960 |
2006 | 945 |
2007 | 944 |
2008 | 985 |
2009 | 963 |
2010 | 920 |
2011 | 889 |
2012 | 920 |
2013 | 949 |
駅周辺
当駅を中心として寒河江の市街が北東・南西にかけて広がっている。
- 寒河江警察署駅前交番
- 寒河江市立寒河江中部小学校
- 寒河江市立寒河江小学校
- 寒河江市役所
- 寒河江郵便局
- 寒河江温泉
- 高嶋温泉
- 東北労働金庫寒河江支店
- 山形中央信用組合寒河江支店
- 荘内銀行寒河江支店
- きらやか銀行若葉町支店
- ローソン寒河江本町二丁目店
- ワークマン寒河江店
- ホームセンタージョイ寒河江店
- ヤマダ電機テックランド寒河江店(東へ車5分)
- ケーズデンキ
- フローラ・SAGAE
寒河江バスターミナル
寒河江駅周辺区画整備事業前はバスターミナルは旧寒河江駅舎から徒歩で2分のところにあり、かつては山形方面直通バスは寒河江バスターミナルで運転手が交代する行路もあった。現在は寒河江駅周辺の区画整備で寒河江バスターミナルは寒河江駅直近に移転した。寒河江バスターミナルでの運転手の交代は現在は行われていない。またバスロケーションシステムがバスターミナルの待合所に設置されている。
歴史
1921年(大正10年)に左沢軽便線が羽前長崎駅から一駅だけ延びたのと同時に開業した。当時は左沢軽便線の終着駅で、その状態は翌1922年(大正11年)に左沢軽便線が左沢駅まで延伸するまで続いた。2002年(平成14年)に南寒河江方におよそ100m移動し現在に至っている。寒河江は左沢線沿線で山形を除けば随一の市であり、当駅はかつてより左沢線の中心としての役割を担っていた。
- 1921年(大正10年)12月11日 - 国有鉄道左沢軽便線の羽前長崎駅から当駅までの延伸と共に開業。開業当初は終着駅であった。
- 1922年(大正11年)4月23日 - 当駅 - 左沢駅間の延伸により中間駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)7月2日 - 移転工事に伴い、羽前長崎駅 - 左沢駅間でバス代行実施。当駅への列車の発着が休止。
- 2002年(平成14年)2月16日 - 移転が完了し、列車運行が再開。同時に現在の駅舎を含む駅設備の使用が開始される。
その他
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color左沢線