安野屋停留場
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安野屋停留場(やすのやていりゅうじょう)は、富山県富山市安野屋町2丁目にある、富山地方鉄道富山市内軌道線安野屋線・呉羽線の停留場である。
概要
富山県道44号富山高岡線上の併用軌道に設置されている。神通川の東岸に位置し、電車は富山大橋で神通川を渡り新富山停留場方面へ向かう。
2006年(平成18年)11月より富山県道44号富山高岡線の神通川に架かる先代の富山大橋の老朽化による架け替えで4車線化、軌道の複線化が進められていたが、2012年(平成24年)3月24日に新しい富山大橋が開通した。それに伴い停留所を上屋付とし、約140m富山駅前寄りの安野屋交差点東詰へ移設し供用を開始した。移設前の停留場は大学前寄りにポイントがあり、当停留場付近を含め富山駅前方は複線、大学前方は単線となっていたが、同日、当停留所より大学前停留所直前まで複線化(大学前停留所は単線駅)された。
構造
周辺
- 神通川
- 富山県立富山中部高等学校
- 富山市立芝園中学校
- 富山縣護國神社
- 富山逓信病院
- 安野屋地区センター
歴史
- 1916年(大正5年)11月22日 - 富山電気軌道の駅として開業。
- 1920年(大正9年)7月1日 - 富山市に譲渡され、富山市営軌道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)1月1日 - 富山地方鉄道の駅となる。
- 1952年(昭和27年)8月5日 - 旅籠町 - 護国神社前 - 安野屋間廃止、丸の内 - 安野屋間開業
- 2012年(平成24年)3月24日 - 停留所を約140m富山駅前寄りの安野屋交差点東詰へ移設し供用開始。