姶良駅
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テンプレート:駅情報 姶良駅(あいらえき)は、鹿児島県姶良市西餅田にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
市名を名乗るが姶良市の中心は当駅ではなく隣の帖佐駅である。特急「きりしま」の一部列車が停車する。
駅構造
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。夜間は無人駅
IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売は行なっていない。
簡易自動券売機(ICカード非対応)、ICカードチャージ機が設置されている。
利用状況
- 2012年度の1日平均乗車人員は1,026人である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2004 | 2,093 | |
2005 | 2,084 | |
2006 | 2,007 | |
2007 | 985 | 1,969 |
2008 | 1,000 | 1,992 |
2009 | 1,015 | 2,023 |
2010 | 1,014 | 2,020 |
2011 | 1,015 | 2,021 |
2012 | 1,026 | 2,044 |
駅周辺
- ザ・ダイソー コープ鹿児島姶良店
- マツモトキヨシ 姶良店
- ユニクロ 姶良店
- ミスタードーナツ 姶良店
- コープ 姶良店
- ドコモショップ 姶良店
- ファミリーマート 姶良青木水流店(鹿児島銀行ATM設置店)
- 鹿児島建築専門学校
- 姶良市立重富中学校
- 国道10号
バス路線
- 青木水流バス停(国道10号線沿いにある)
※かつて当駅から林田バス(現在のいわさきバスネットワーク)の路線バスが姶良ニュータウンまで運行していた。
歴史
旧・姶良町は鹿児島市のベッドタウンとして発展し、人口は増加を続け鉄道の利用者も多かった。このため重富駅と帖佐駅の間に駅新設を求める声があり議会でも議論されていた。1986年(昭和61年)、当時の町長西野繁、町議会議長小川正澄が、鹿児島鉄道管理局に対して、新駅設置の陳情書と建設工事費の一部負担の協議書を提出して実現の運びとなり、1988年(昭和63年)1月30日に着工し3月13日から営業を開始した。総事業費は5196万5792円で、そのうち2467万円が町費負担であった[1]。
姶良町は1955年(昭和30年)に旧帖佐町、重富村、山田村が合併して誕生した町であるため、それ以前から存在していた帖佐駅、重富駅は旧町村名を名乗っており、現在の町名を付けている姶良駅は姶良町、姶良市の中心駅ではない。
年表
- 1988年(昭和63年)1月30日 - 着工。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 九州旅客鉄道により営業開始。
- 1989年(平成元年)12月1日 - 普通駅となり初代駅長就任。
- 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
隣の駅
脚注
- ↑ 姶良町郷土誌編さん委員会「姶良町郷土誌」平成7年10月増補改訂版 p.600