大歩危駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイル:JRS ōboke sta enclosure.jpg
構内(2008年8月14日)
大歩危駅(おおぼけえき)は、徳島県三好市西祖谷山村徳善西に所在する、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅。駅番号はD27。
概要
土讃線に於ける徳島県内最後の駅となっている。下り方の次駅・土佐岩原との間に徳島・高知県境が横たわると共に、全長4,179mの大歩危トンネルが存在する。同トンネルは、1986年3月の予讃線短絡ルート開通に伴い犬寄トンネル(6,012m)が使用開始となるまで、四国島内のJR線に於ける最長のトンネルとなっていた[1]。
構内には大歩危の渓谷を眺めることの出来る遊歩道がある。その名称から上り方の次駅・小歩危と共に「オオボケ・コボケ」と呼び親しまれており、メディアでも時折ネタとして紹介されることがある。また、作家の阿川弘之も「大ぼけ小ぼけ」というタイトルの書籍を刊行している。
全特急列車が停車する。また阿波池田駅から当駅までの区間列車が、夕方以降に2往復存在する。
歴史
- 1935年(昭和10年)11月28日:阿波赤野駅(あわあかのえき)として開業。
- 1950年(昭和25年)10月1日:大歩危駅に改称。(西宇→小歩危と同日)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正によって、すべての特急列車が停車するようになる。
- 2010年(平成22年)10月1日:無人化[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。その奥に単式ホームがある。島式ホームが1・2番線である。
かつては平日午前中のみ駅員が配置されていたが、2010年10月1日に完全な無人駅となった。駅の管理は阿波池田駅が行っている。自動券売機が設置されている。
のりば
1・2・3 | テンプレート:Color土讃線 | (上り) | 阿波池田・琴平・高松・岡山方面 |
---|---|---|---|
(下り) | 土佐山田・後免・高知・中村・宿毛方面 |
利用状況
1日平均乗車人員は下記の通り。
- 172人(1995年度)
- 175人(1996年度)
- 171人(1997年度)
- 178人(1998年度)
- 156人(1999年度)
- 145人(2000年度)
- 152人(2001年度)
- 150人(2002年度)
- 133人(2003年度)
- 115人(2004年度)
- 110人(2005年度)
- 100人(2006年度)
- 103人(2007年度)
- 98人(2008年度)
- 89人(2009年度)
- 83人(2010年度)
駅周辺
吉野川の渓谷が美しい大歩危・小歩危の南端にあり、平家落人の里やかずら橋のある(秘境)祖谷渓への入口でもある。駅前から「かずら橋行き」のバスが一日に数本でている。
- 道の駅大歩危 - 鉱物の博物館「ラピス大歩危」(徒歩約10分)
- 国道32号
- 徳島県道45号西祖谷山山城線
- 徳島県道163号大歩危停車場線
- 大歩危郵便局
- 歩危マート
- 大歩危峡観光遊覧船(徒歩約20分)
バス路線
※ 四国交通バスは通常1日4往復であるが、4月~11月の休日は大歩危峡~かずら橋間が増便される。
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- テンプレート:Color土讃線