多久市
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テンプレート:Infobox 多久市(たくし)は、佐賀県の中央部にある市である。
1954年(昭和29年)、いわゆる「昭和の大合併」により小城郡の多久各町村が合併して発足。
目次
地理
佐賀市から約25km西側、牛津川沿いの盆地にあり、盆地の中心が市街地となる。山に囲まれる地勢だが、東には平地続き、他の方向にも低い峠で通じる。
地形
湖沼:道潅堤・浅古場池・岸川ダム・天ヶ瀬ダム
気候
気候は比較的温和で年間平均気温は15度、年間降水量は1,800mm程度
隣接している自治体
地域
地域 | 面積/km2 | 世帯[* 1] | 人口[* 1] | 旧町村 | 位置 | 町・字 |
---|---|---|---|---|---|---|
北多久町 | 26.29 | 3414 | テンプレート:08874 | 北多久町 | 北 | 小侍・多久原・メイプルタウン[* 2] |
多久町 | 17.12 | 1154 | テンプレート:03052 | 多久村 | 中央 | [* 3] |
西多久町 | 19.22 | テンプレート:0360 | テンプレート:01138 | 西多久村 | 西 | 板屋 |
東多久町 | 15.52 | 1916 | テンプレート:05140 | 東多久村 | 東 | 納所・別府 |
南多久町 | 17.82 | 1006 | テンプレート:03039 | 南多久村 | 南 | 下多久・長尾・花祭 |
計 | 96.93 | 7134 | 20737 |
人口
歴史
近現代
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、小城郡北多久村・南多久村・東多久村・西多久村・多久村が発足。
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 北多久村 ⇒ 北多久町(町制施行)
- 1954年(昭和29年)5月1日 - 北多久町・南多久村・東多久村・西多久村・多久村が対等合併して市制施行。多久市が発足。
行政
歴代市長
- 多久市(1954年-)歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
初代 | 吉木善久 | 1954年6月14日 | 1956年4月16日 |
2代 | 石志友二 | 1956年5月13日 | 1960年5月12日 |
3代 | 東郷嘉八 | 1960年5月13日 | 1961年8月7日 |
4代 | 藤井儀作 | 1961年9月17日 | 1977年9月16日 |
5代 | 吉次正美 | 1977年9月17日 | 1985年9月16日 |
6代 | 川内昇 | 1985年9月17日 | 1989年9月16日 |
7代 | 百崎素弘 | 1989年9月17日 | 1997年9月16日 |
8代 | 横尾俊彦 | 1997年9月17日 | 現職 |
議会
- 議会定数:16名
マスコットキャラクター
姉妹友好都市
県政
国政・国の出先機関
出先機関
警察
消防
- 佐賀中部広域連合佐賀広域消防局
- 多久消防署
産業
- 就業人口
近代以降は石炭産業で栄えたが、エネルギー事情の変化により市内の炭鉱はすべて閉山。長崎自動車道に近い地の利を活かし、跡地を工業団地として再生を図っている。
多久市に本社を置く企業
多久市に工場・事業所を置く企業
- 九州INAX佐賀工場
- オニザキコーポレーション佐賀多久工場
- 福博印刷九州プリンティングセンター
- サガシキ多久工場
- 三和機工九州工場
- ヒガシ21多久ロジネットセンター
- トリゼンフーズ佐賀工場
- NIPPO佐賀合材工場
- 大成ロテック佐賀合材工場
- 多久製作所九州工場
- 不二コンクリート多久工場
市外局番
郵便局
- 集配局 1局 - 多久郵便局
- 無集配局 6局 - 多久別府郵便局、南多久郵便局、東多久郵便局、北多久郵便局、本多久郵便局、西多久郵便局
- 簡易郵便局 2局 - 多久原簡易郵便局、東多久納所簡易郵便局
金融機関
テレビ
- ケーブルテレビ
健康・福祉
- 平均年齢 : 48.12歳
- 年少人口(0 - 14)割合:13.41%
- 生産年齢人口(15 - 64)割合:58.70%
- 老年人口(65 - )割合:27.89%
病院
- 多久市立病院
教育
職業能力開発校
高等学校
- 佐賀県立多久高等学校(総合学科校、旧・佐賀県立多久工業高等学校)
- 多久市内には普通科校はない。県立高等学校普通科校の学区は「中部学区」(佐賀市、多久市、小城市)に属する。
- 中部学区内の普通科校には佐賀県立佐賀東高等学校、佐賀県立佐賀西高等学校、佐賀県立佐賀北高等学校、佐賀県立致遠館高等学校、佐賀県立小城高等学校がある。また多久市に限って北部学区(唐津市・東松浦郡玄海町)の佐賀県立厳木高等学校の受験・通学も可能になっている[1]。
中学校
- 市立
- 中央中学校
- 東部中学校
- 西渓中学校
小学校
- 市立
- 北部小学校
- 緑が丘小学校
- 東部小学校
- 納所小学校
- 南部小学校
- 西部小学校
- 中部小学校
小中一貫校(予定)
2013年(平成25年)4月より小学校7校を統合し3校にし、中学校3校に併設した上で小中一貫教育を開始する予定。校名は未定(2012年(平成24年)9月に決定する予定)[2]。
- 北部小学校・緑が丘小学校・南部小学校(3校)を統合し、中央中学校に併設。
- 東部小学校と納所小学校(2校)を統合し、東部中学校に併設。
- 西部小学校と中部小学校(2校)を統合し、西渓中学校に併設。
幼稚園
保育所
- 私立
- 納所保育園
- なごみ保育園
- とうぶ保育園
- みどり保育園
- こばと保育園
- 和光保育園
- 杉の子保育園
- 双葉保育園
- 青い鳥保育園
- のぞみ保育園
- 多久保育園
- さくらんぼ保育園
- ひしのみ保育園 - 幼稚園併設の認定こども園
学校教育以外の施設
交通
鉄道
バス
道路
高速道路
自動車専用道路
- 佐賀唐津道路(厳木多久道路)
一般国道
主要地方道
文化施設
- 多久市立図書館
- 資料館
- 歴史民俗資料館
- 郷土資料館
- 先覚者資料館
- 東原庠舎
- 寒鶯亭
- くど造り民家
スポーツ施設
- 中央公園
- 多久市陸上競技場
- 多久市野球場
- 多久市庭球場
- 多久市アーチェリー場
- 多久市体育センター
- 西多久社会体育館
- 多久市東部ふれあい運動広場
- 多久市北多久運動広場
- 多久市船山キャンプ場
特産品
- 多久みかん
- 多久ヒノヒカリ
- 青しまうり漬け
- 孔子まん
- 丹邱の四季
- 多久びわ
銘酒「東鶴」
- 女山大根
- 桐岡ナス
- 多久まんじゅう
- 岸川まんじゅう
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- 岩屋山渓桜(37種類の桜を植栽した公園)
- 多久聖廟(孔子を祀った廟、国重要文化財)
- 東原庠舎
- 西渓公園
- 寒鶯亭
- 今出川ふるさと公園(初夏に蛍が乱舞する公園 )
- 中央公園(多久最大規模の公園)
- 西の原大明神(安産の神様)
- 八幡神社(境内にある三本杉は県内でも最大級)
- 大平庵酒蔵資料館(酒造りの道具を展示)
- 多久市郷土資料館
- 森家・川打家
- 鬼ノ鼻山憩いの森
- 船山キャンプ場
- 多久市物産館(朋来庵)
- 多久市ふるさと情報館(幡船の里)
- 多久農産物直売所「たくさん館」
祭事・催事
- 七草かゆ会(1月上旬)
- 成人祝賀ロードレース(1月第2日曜日)
- 春季聖廟釈菜(4月18日)
- 砂原・ニ十三夜祭(7月23日)
- 多久山笠(8月15、16日)
- 岸川盆綱引き(2年に1回、8月15日)
- 七郎神社祇園祭(9月15日)
- 天山祈念碑祭(9月19日)
- 秋季聖廟釈菜(10月第4日曜日)
- 多久まつり(11月)
- お火たき(12月31日)
多久市出身の著名人
- 池田学 - 画家
- 志田林三郎 - 物理学者
- 長谷川町子 - 漫画家
- 加藤博一 - プロ野球選手
- 天ノ山静雄 - 大相撲力士
- 滝口康彦 - 時代小説家(出生は長崎県佐世保市)
- 夢乃聖夏 - 宝塚歌劇団雪組男役生徒
- 真島理一郎 - 映像作家
- 田代淳也 - 服飾デザイナー
脚注
外部リンク
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タグが見つからない、または閉じる </ref>
タグがありません- ↑ 佐賀県立高等学校の通学区域に関する規則 - 佐賀県ウェブサイト
- ↑ 多久市「小中一貫校」推進便り(PDF) - 多久市立南部小学校ウェブサイト