埼玉県立松山高等学校

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テンプレート:日本の高等学校 埼玉県立松山高等学校(さいたまけんりつまつやまこうとうがっこう)は埼玉県東松山市にある県立高等学校男子校)。

概要

通称「松高(まつこう)」。平成24年度スーパーサイエンスハイスクール指定校。旧制中学の松山中学校を母体として設立され、卒業生は現在約2万人を超える。校内には、大正時代に建てられた木造の旧校舎の一部を移築した松高記念館があり、学校のシンボル的な存在である。

「文武不岐」を建学の精神とし、生徒全員が部活動と勉学の両立に励む。

普通科特進コース

2009年度から普通科9クラスのうち1クラス(40名)を特進コースとする。希望者は、入学後に3教科(英語・数学・国語)の選抜試験がある。2年次、3年次に成績と進路先等を考慮して編入も可能。クラブ活動入部の制限はないが、補講等の特進クラス独自の学習事業のある時間はそれを優先し、クラブ活動には参加できない。また合宿や大学見学会など様々な進学に関する手助けが行われる。

沿革

  • 1922年6月27日 - 設置の許可を受け、埼玉県立松山中学校と称し、松山町大字市の川に敷地1万坪を定める
  • 1923年
    • 2月10日 - 校舎竣工
    • 4月8日 - 授業開始
    • 5月5日 - 開校式挙行
  • 1947年2月6日 - 山林964坪、運動場3,247坪拡張
  • 1948年
    • 4月1日 - 埼玉県立松山高等学校認可
    • 6月30日 - 埼玉県立松山高等学校定時制課程設置認可
  • 1965年1月26日 - 校舎増改築第二期工事竣工
  • 1966年2月14日 - 校舎増改築第三期工事竣工
  • 1970年
    • 3月12日 - 管理棟竣工
    • 7月10日 - 松高記念館竣工
  • 1971年1月30日 - 第二グランド竣工
  • 1973年12月27日 - 体育館竣工
  • 1977年1月10日 - 総合部室竣工
  • 1978年12月25日 - 前庭完成
  • 1979年3月6日 - 正門新築
  • 1980年1月12日 - 図書館竣工
  • 1989年4月1日 - 理数科設置
  • 1993年3月15日 - プール竣工
  • 1995年3月15日 - 家庭科室竣工
  • 1997年
    • 6月30日 - トレーニング場新築及び自転車置き場設置工事竣工
    • 10月23日 - 普通教室耐震補強工事竣工
  • 1998年12月25日 - テニスコート増設工事竣工
  • 2004年
    • 6月20日 - 体育館ほか全体改修及び耐震補強工事竣工
    • 11月7日 - 合宿所改修工事竣工
  • 2005年10月19日 - 管理棟耐震補強工事竣工
  • 2008年
    • 5月31日 - 普通教室、特別教室冷房設備工事
    • 10月31日 - 教室棟、管理棟、プール棟、記念館屋上防水工事
  • 2009年2月22日 - ハンマー投げ囲い設置工事
  • 2010年 - 普通科に1クラス(40名)に特進クラス設置

主な学校行事

校歌応援歌練習(4月)

新入生を対象とした應援團による校歌や応援歌の指導。

球技大会(5月)

クラス対抗で行われ、教員チームも参加する。

水泳大会(7月)

各種個人・自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・25m犬掻きや着衣自由形・水中騎馬戦などで構成される。また、大会の最後にクラス30人による750mリレーがある。水泳部が毎年単独で出場している。

松高祭(9月)

松山高校の文化祭。中夜祭、後夜祭の2日にわたって行われ、運動部、文化部、PTA、有志などにより出店がある。校舎大階段横に設けられる特設ステージでは、毎年様々なアトラクションや女子高生グランプリなどが行われるほか、後夜祭では打ち上げ花火がある。

体育祭(10月)

80mハードル・三段跳・砲丸投・フリスビー投などの陸上競技種目がある。もともとは学校のグラウンドで実施していたが、2002年から市内の陸上競技場で実施している。

比企一周駅伝(11月)

クラス対抗の形式で行われ、比企郡(東松山・吉見・滑川・嵐山・小川・玉川)の各地にあるポイントを15人でたすきをつなぐ。選手以外の生徒も時間管理や中継所の諸要員、選手の世話などでほぼ全員が参加している。

その他

修学旅行(2年)、サッカー大会(2年2月)、教育講演会など。

クラブ活動

生徒全員の加入が義務付けられている

運動部
文化部

主な卒業生

交通

関連項目

外部リンク

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