城井長房

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テンプレート:基礎情報 武士 城井 長房(きい ながふさ)は戦国時代から安土桃山時代豊前国戦国大名城井氏第15代当主。「長」は大友義長からの偏諱か。

豊前に本拠がありながら自身はその政務をほとんど行なわず、本家筋の下野宇都宮氏の内情に常に介入していたという。芳賀高経の反抗を食い止めたり、幼少の宇都宮広綱の家督を相続させることができたのは、長房の仲介によるものだという。城井氏自身の領国については子の鎮房が政務をとった。

1559年には鎮房を伴い上洛。足利義輝に拝謁している。

1588年、黒田孝高長政父子の策謀によって鎮房が殺害され、長房もその後居城に攻め寄せた黒田軍のため一族と共に殺された。テンプレート:Japanese-history-stub