土師ノ里駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 土師ノ里駅(はじのさとえき)は、大阪府藤井寺市道明寺一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。
古墳時代の豪族土師氏にその名の由来を持つが、土師ノ里という名は駅と交差点のみ(交差点名は土師の里)で、地名は存在しない。
2007年春から駅舎の建替え・エレベータの設置・駅前広場設置工事が行われていたが、2008年12月に工事を終えて供用を開始している。
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ半地下(掘割)駅。駅舎は橋上にあり、国道170号線旧道に面している。ホーム有効長は8両。
自動改札機は、オムロン製が設置されている。赤い自動改札機(U-PG)は、出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCA対応。
のりば
1 | テンプレート:Color南大阪線(下り) | 古市・橿原神宮前・吉野・河内長野・御所方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color南大阪線(上り) | 大阪阿部野橋行き |
- 構内案内表記は上記のようになっているが、御所方面へ直通する列車はないため最低でも1回は乗り換えを行わなければならない。
利用状況
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は6,962人[1]。
- 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、95位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、12位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、37位。
- 2008年11月18日の調査では、1日の乗降人員は7,288人。2005年11月8日の調査では7,771人。
駅周辺
- 仲ツ山古墳(伝仲津媛命陵)
- 市野山古墳(伝允恭天皇陵)
- 藤井寺沢田郵便局
- 藤井寺市立道明寺小学校
- 藤井寺市立道明寺中学校
- 国道170号(旧道)
- 府道堺大和高田線(駅前で国道170号と交差)
かつては、国道170号に富田林駅 - 志紀車庫前間(八尾市)、また堺大和高田線には堺東駅 - 河内国分駅間の近鉄バス路線が存在した。
歴史
- 1924年(大正13年)6月1日 - 大阪鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 - 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。
- 1965年(昭和40年)頃 - 準急の停車駅に昇格。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
- 2008年(平成20年)10月26日 - 新駅舎使用開始。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 南大阪線
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行
- 通過
- テンプレート:Color準急・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行
- ※1974年までは、藤井寺駅と当駅の間に応神御陵前駅が存在した。