国道443号
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国道443号(こくどう443ごう)は、福岡県大川市から熊本県八代郡氷川町に至る一般国道[1]。平野部に交通量の多い区間がある。熊本県の山沿い地方の一部に離合が困難の箇所があるが、殆どの区間が道路を拡幅、改良されている。起点から福岡県柳川市までは国道208号と重複しているため、単独となる起点は柳川市である。柳川市と同県みやま市の間は戦前から舗装道路になるなど、古くからの主要区間でもある。
概要
- 距離:124.9km
- 起点:福岡県大川市(=国道208号、国道442号交点)
- 終点:熊本県八代郡氷川町(=国道3号交点)
- 指定区間:国道3号と国道208号に重複している区間
- 政令による重要な経過地:柳川市、福岡県山門郡三橋町(現柳川市)、同郡瀬高町(現みやま市)、山鹿市、菊池市、熊本県菊池郡大津町、同県上益城郡御船町、同県下益城郡中央町(現美里町)
歴史
- 1982年4月1日 一般国道443号(福岡県大川市 - 熊本県山鹿市)として指定される。福岡・熊本県道6号柳川南関線及び福岡・熊本県道5号大牟田山鹿線の一部(熊本県南関町- 山鹿市の区間のみ)を統合して国道指定したものである。
- 1993年4月1日 熊本県山鹿市 - 熊本県八代郡宮原町(現:八代郡氷川町)を編入し、区間が福岡県大川市 - 熊本県八代郡宮原町となる。追加指定された区間の旧県道路線は次のとおり。
- 菊池郡大津町の一部:熊本県道36号熊本益城大津線
- 菊池郡大津町から上益城郡甲佐町まで:熊本県道19号大津甲佐線
- 上益城郡甲佐町から八代郡宮原町まで:熊本県道20号宮原甲佐線
重複区間
通過する自治体
- 福岡県
- 熊本県
接続道路
(重複区間内での接続を除く)
福岡県
- 国道208号(大川市、しげあみ交差点 - 柳川市、下百町交差点)
- 有明海沿岸道路(一般部)(柳川市三橋町蒲船津)
- 福岡県道83号大和城島線(柳川市三橋町、御仁橋交差点)
- 福岡県道96号八女瀬高線(みやま市瀬高町、御茶屋前交差点)
- 国道209号(みやま市瀬高町、恵比須町交差点)
- 福岡県道94号高田山川線(みやま市山川町)
熊本県
- 熊本県道・福岡県道10号南関大牟田北線(玉名郡南関町関下)
- 熊本県道・福岡県道4号玉名八女線(南関町関東 - 南関町小原)
- 熊本県道・福岡県道6号玉名立花線(玉名郡和水町)
- 国道3号(山鹿市、西上町交差点 - 中央通り交差点)
- 国道325号(山鹿市、西上町交差点 - 菊池郡大津町、大津二号橋)
- 国道57号(大津町、大津二号橋)
- 国道387号(菊池市、下北原交差点 - 北原交差点)
- 熊本県道36号熊本益城大津線(大津町下町)
- 熊本県道36号(菊池郡菊陽町、平田交差点)
- 熊本県道28号熊本高森線(上益城郡益城町、寺迫交差点)
- 九州中央自動車道 小池高山IC(上益城郡御船町高木)
- 国道445号(上益城郡御船町、辺田見交差点)
- 熊本県道38号宇土甲佐線(上益城郡甲佐町下横田)
- 国道218号(下益城郡美里町小筵 - 佐俣)
- 熊本県道52号小川泉線(八代市泉町)
- 熊本県道25号宮原五木線(八代市、東陽町南交差点)
- 国道3号(八代郡氷川町、宮原交差点)
バイパス
- 三橋瀬高バイパス 柳川市大和町徳益からみやま市瀬高町小川までのバイパス。国道208号バイパスである地域高規格道路有明海沿岸道路を起点とする。終点で右折すると現道の南関方面であるが、直進すると福岡県道775号本吉小川線バイパスを経由して九州自動車道みやま柳川インターチェンジに接続する。終点側は暫定2車線で供用されているが、起点側の接続から西鉄天神大牟田線との立体交差部付近は2011年度完成を目標に事業中である。
- 山川バイパス 福岡県内で未改良区間であるみやま市山川町清水から山川町甲田までのバイパス。延長4310m、2012年度の完成予定で事業中である。
道の駅
- 道の駅みやま(福岡県みやま市)
- 道の駅七城メロンドーム(熊本県菊池市):国道325号と重複
- 道の駅旭志(熊本県菊池市):国道325号と重複