国見温泉
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国見温泉(くにみおんせん)は、岩手県岩手郡雫石町(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉。
アクセス
- 車 : 東北自動車道盛岡ICより国道46号、岩手県道266号国見温泉線経由で約50分。
- 公共交通機関:JR東日本秋田新幹線・雫石駅よりタクシーで20分。
- 公共交通機関:JR東日本田沢湖線・赤渕駅よりタクシーで10分。
バスによる、直接運転されているものはない。 旅館によっては、送迎あり。
泉質
- 含硫黄炭酸水素塩泉
エメラルドグリーンの美しい色が特徴。着色はレイリー散乱によるもので、その日の泉質・気象条件等の様々な条件により結晶の構造やサイズが異なり、色が変化する。 湯船には湯の花も大量に舞っている。飲泉可能だが、その味は非常に不味い事で有名。
温泉街
十和田八幡平国立公園内に位置し、旅館は「森山荘」と日本秘湯を守る会にも属する「石塚旅館」の2軒が存在する。どちらも自炊部も存在する湯治場である。雫石町営の日帰り入浴施設「国見山荘」も存在する。
登山ルートにあることから、秋田駒ヶ岳の登山客の利用も多い。秋田駒山頂まで約2時間半。
歴史
文化年間の開湯と言われる。開湯当初は南部藩の湯治場であった。