国営沖縄記念公園
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テンプレート:公園 国営沖縄記念公園(こくえいおきなわきねんこうえん)は、沖縄県の沖縄本島にある国営公園。大きく沖縄県本部町にある海洋博覧会地区と那覇市にある首里城地区の二つの地区に分けられる。日本の都市公園100選に選ばれている。
事業主体は内閣府沖縄総合事務局であり、計画・整備は同局が実施しているが、管理は海洋博覧会記念公園管理財団に委託されている。
海洋博覧会地区
施設概要
沖縄県本部町に所在。沖縄県の日本復帰を記念して1975年7月から1976年1月にかけて開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、博覧会跡地に1976年9月1日に国営沖縄海洋博覧会記念公園として供用開始された公園[1]。通称は海洋博公園。開園面積は71.6ヘクタール。
1987年3月25日に、公園名を国営沖縄記念公園へ改称した[2]。
1993年まで、海洋博のシンボル的施設であったアクアポリスが残されていた。
主な園内施設
- 沖縄美ら海水族館(有料)、イルカショー(無料)等
- エメラルドビーチ
- おきなわ郷土村・おもろ植物園
- 海洋文化館
- 熱帯ドリームセンター
- 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園
主なイベント
- 1月は公園を発着点とする全国トリムマラソンが開催されている。
- 毎年7月に行われる海洋博公園サマーフェスティバルの花火大会は沖縄県内一の規模で行われている。
首里城地区
施設概要
テンプレート:See also 沖縄県那覇市首里当蔵町に所在。1988年1月28日に、国営沖縄記念公園首里城地区として都市公園の区域指定を受け[3]、沖縄戦で破壊された首里城を復元し1992年11月3日から供用開始した[4]。園内には正殿が復元され、南殿・北殿などの建物、歓会門・奉神門などの城門も復興されており、復興は2008年現在もなお進められている。通称は首里城公園。開園面積は2.7ヘクタール。
主な園内施設
- 首里城正殿
- 御庭
- 北殿・南殿・番所(展示施設がある)
- 守礼門