喜多條忠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox Musician 喜多條 忠(きたじょう まこと、1947年10月24日 - )は、日本の作詞家。一時期は喜多条 忠を使用していた。
人物
大阪府出身。実家は昆布屋。大阪市立菅南中学校(現在の大阪市立天満中学校)、大阪府立春日丘高等学校卒、早稲田大学中退(学費滞納で大学を除籍)。
大学中退の頃から文化放送の番組の台本書きをする。自身の学生時代の体験を元に書いた「神田川」をかぐや姫に提供し大ヒットとなった。
現在も作詞やコラム・小説などの執筆活動に従事。日本作詞家協会副会長、並びにJASRAC理事を務める。
競艇を趣味としており、野中和夫を始めとした選手との交流もあるほど精通し、『競艇マクール』などにコラムを連載。またスポーツ新聞に自らの予想を掲載したり、ビッグレース等のテレビ中継ではゲストに呼ばれることもある。また猫を飼っており、その猫を主役にして『女房逃ゲレバ猫マデモ』という小説を書いている[1]。 また息子はアパレルデザイナーとしても知られる。
代表作
- アグネス・チャン
- 麻丘めぐみ
- 「ねえ」
- 梓みちよ
- 「メランコリー」
- いしだあゆみ
- 「港・坂道・異人館」
- 出光仁美
- 「おんな七厘・神楽坂」
- 五木ひろし
- 鳳しん也
- 「博多恋橋」
- 小野寺昭
- 「愛」
- かぐや姫
- 風
- 「星空」
- 狩人
- 「白馬山麓」
- 岸田敏志
- 「はーばー・れいん」
- 木之元亮
- 「都会の潮騒」
- キャンディーズ
- 「やさしい悪魔」
- 「暑中お見舞い申し上げます」
- 「アン・ドゥ・トロワ」
- 伍代夏子
- 「海峡の宿」
- 小林幸子
- 「ひと晩泊めてね」
- 小柳ルミ子
- 沢田研二
- 「ロンリー・ウルフ」
- 島倉千代子
- 清水由貴子
- 「言問橋」
- ジャンボ鶴田
- 「ローリング・ドリーマー」
- SHOGUN
- 「男達のメロディー」
- 中村雅俊
- 西川きよし
- 「子供が3人おりますねん」
- 西崎みどり
- 「流星」(『新・必殺仕舞人』主題歌)
- 野口五郎
- 「風の駅」
- 能瀬慶子
- 「アテンション・プリーズ」
- 松坂慶子
- 南こうせつ
- 森進一
- 「夜行列車」
- 「雪よおまえは」
- 山田パンダ
- 「風の街」
その他多数
主な著書
- 『神田川』
- 『この街で君と出会い』
- 『会うたびに忘れないでといってた君がサヨナラといった』
- 『ホーキを忘れた魔女達』
- 『女房逃ゲレバ猫マデモ』
脚注
- ↑ 喜多條忠さんとてぼにゃん ペット大好き! 中日新聞