和気郡
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現在、以下の1町が属している。
- 和気町(わけちょう)
沿革
- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行に伴い、以下の町村が発足。(18村)
- 1901年(明治34年)2月6日(2町16村)
- 1906年(明治39年)3月28日(4町14村)
- 1912年(明治45年)4月1日 - 伊部村が町制施行し伊部町となる。(5町13村)
- 1927年(昭和2年)10月1日 - 香登村が町制施行し香登町となる。(6町12村)
- 1948年(昭和23年)10月20日 - 英保村が町制施行し英保町となる。(7町11村)
- 1948年(昭和23年)11月1日 - 英保町が吉永町に改称。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 本荘村が町制施行し本荘町となる。(8町10村)
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 片上町・伊部町が合併し、備前町が発足。(7町10村)
- 1951年(昭和26年)11月3日 - 伊里村が町制施行し伊里町となる。(8町9村)
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 和気町・本荘町・日笠村・藤野村が赤磐郡石生村と合併し、和気町が発足。(7町7村)
- 1953年(昭和28年)12月15日 - 熊山村の一部が赤磐郡豊田村・小野田村・可真村と合併し、赤磐郡熊山町が発足、郡より離脱。熊山村の残部は赤磐郡万富町に編入。(7町6村)
- 1954年(昭和29年)3月1日 - 吉永町・神根村・三国村が合併し、吉永町が発足。(7町4村)
- 1955年(昭和30年)3月31日(6町)
- 1963年(昭和38年)9月1日 - 日生町の一部(旧福河村 福浦地区)が兵庫県赤穂市に編入[1]。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 備前町・三石町が合併し、備前市が発足、郡より離脱。(4町)
- 2005年(平成17年)3月22日 - 日生町・吉永町が備前市と合併し、備前市が発足、郡より離脱。(2町)
- 2006年(平成18年)3月1日 - 和気町・佐伯町が合併し、新・和気町が発足。(1町)
郡域および郡内町村の変遷
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和27年 | 昭和28年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和37年 | 昭和38年 - 昭和63年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
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西片上村 | 片上村 | 明治34年2月6日 町制 |
昭和26年4月1日 備前町 |
備前町 | 昭和30年3月31日 備前町 |
昭和46年4月1日 備前市 |
平成17年3月22日 備前市 |
備前市 |
東片上村 | ||||||||
伊部村 | 伊部村 | 明治45年4月1日 町制 | ||||||
浦伊部村 | ||||||||
久々井村 | ||||||||
香登西村 | 香登村 | 昭和2年10月1日 町制 |
香登町 | 香登町 | ||||
香登本村 | ||||||||
大内村 | ||||||||
蕃山村 | 伊里村 | 伊里村 | 昭和26年11月3日 町制 |
伊里町 | ||||
麻宇那村 | ||||||||
木谷村 | ||||||||
閑谷新田村 | ||||||||
穂浪村 | ||||||||
伊里中村 | ||||||||
友延村 | ||||||||
新庄村 | 鶴山村 | 鶴山村 | 鶴山村 | 鶴山村 | ||||
畠田村 | ||||||||
福田村 | ||||||||
坂根村 | ||||||||
邑久郡 佐山村 |
邑久郡 鶴山村 |
邑久郡 鶴山村 |
邑久郡 鶴山村 |
邑久郡 鶴山村 | ||||
邑久郡 鶴海村 | ||||||||
三石村 | 三石村 | 明治39年3月28日 町制 |
三石町 | 三石町 | 三石町 | |||
八木山村 | ||||||||
野谷村 | ||||||||
福満村 | 英保村 | 昭和23年10月20日 町制 |
昭和23年11月1日 改称 吉永町 |
昭和29年3月1日 吉永町 |
吉永町 | 吉永町 | ||
金谷村 | ||||||||
南方村 | ||||||||
吉永中村 | ||||||||
三股村 | ||||||||
岩崎村 | ||||||||
神根本村 | 神根村 | 神根村 | 神根村 | |||||
今崎村 | ||||||||
高田村 | ||||||||
和意谷村 | ||||||||
加賀美村 | 三国村 | 三国村 | 三国村 | |||||
多麻村 | ||||||||
都留岐村 | ||||||||
笹目村 | ||||||||
日生村 | 日生村 | 明治39年3月28日 町制 |
日生町 | 日生町 | 昭和30年3月31日 日生町 |
日生町 | ||
大多府村 | ||||||||
寒河村 | 福河村 | 福河村 | 福河村 | 福河村 | ||||
福浦村 | 昭和38年9月1日 兵庫県 赤穂市に編入 |
兵庫県 赤穂市 |
兵庫県 赤穂市 | |||||
益原村 | 和気村 | 明治34年2月6日 町制 |
和気町 | 昭和28年4月1日 和気町 |
和気町 | 和気町 | 平成18年3月1日 和気町 |
和気町 |
和気村 | ||||||||
大中山村 | 本荘村 | 本荘村 | 昭和25年4月1日 町制 | |||||
清水村 | ||||||||
衣笠村 | ||||||||
福富村 | ||||||||
日室村 | ||||||||
尺所村 | ||||||||
吉田村 | 藤野村 | 藤野村 | 藤野村 | |||||
藤野村 | ||||||||
泉村 | ||||||||
大田原村 | ||||||||
日笠下村 | 日笠村 | 日笠村 | 日笠村 | |||||
日笠上村 | ||||||||
木倉村 | ||||||||
保曽村 | ||||||||
磐梨郡 田原上村 |
磐梨郡 石生村 |
明治33年4月1日 赤磐郡 |
赤磐郡 石生村 | |||||
磐梨郡 田原下村 | ||||||||
磐梨郡 原村 | ||||||||
磐梨郡 本村 | ||||||||
矢田村 | 山田村 | 山田村 | 山田村 | 山田村 | 昭和30年3月31日 佐伯町 |
佐伯町 | ||
岩戸村 | ||||||||
田土村 | ||||||||
丸山村 | ||||||||
南山方村 | ||||||||
塩田村 | 塩田村 | 塩田村 | 塩田村 | 塩田村 | ||||
奥塩田村 | ||||||||
北山方村 | ||||||||
苦木村 | ||||||||
磐梨郡 父井原村 |
磐梨郡 佐伯本村 |
明治33年4月1日 赤磐郡 |
昭和17年4月1日 赤磐郡 佐伯村 |
赤磐郡 佐伯村 | ||||
磐梨郡 佐伯村 | ||||||||
磐梨郡 米沢村 | ||||||||
磐梨郡 津瀬村 | ||||||||
田賀村 | 磐梨郡 佐伯上村 |
明治33年4月1日 赤磐郡 | ||||||
宇生村 | ||||||||
矢田部村 | ||||||||
加三方村 | ||||||||
小坂村 | ||||||||
勢力村 | 熊山村 | 熊山村 | 熊山村 | 昭和28年12月15日 赤磐郡 熊山町の一部 |
赤磐郡 熊山町 |
赤磐郡 熊山町 |
平成17年3月7日 赤磐市の一部 |
赤磐市 |
千躰村 | ||||||||
奥吉原村 | ||||||||
弓削村 | 昭和28年12月15日 赤磐郡 万富町に編入 |
昭和30年2月1日 赤磐郡 瀬戸町の一部 |
赤磐郡 瀬戸町 |
平成19年1月22日 岡山市に編入 |
岡山市東区 |
古代〜江戸時代
721年(養老5年)に赤坂郡より東部(吉井西岸地域)・邑久郡より北部・北東部それぞれ割譲し設置された藤原郡(東野郡、藤野郡)が、788年(延暦7年)に吉井川以西を磐梨郡、同以東を和気郡として分割して設置された。
当地は奈良・平安時代に活躍した和気清麻呂を輩出した地域であり、隣接する磐梨郡とともに豪族和気氏の勢力下にあった。
和名抄における郷
和名抄では以下の5郷が和気郡に属している。
旧役所・郡衙等
- 郡役所所在地(郡区町村編制法) - 西片上村
- 郡役所所在地(郡制) - 片上村
- 地方事務所所在地(改正地方官官制) - 和気町(旧)
- 郡衙推定地(律令制) - 藤野郷と推定されており、和気町藤野にある推定地には和気氏政庁跡の碑が建てられ、整備されている。
参考文献
- 永山卯三郎『岡山県通史 上巻』岡山県通史刊行会(1930年)
- 永山卯三郎『岡山県通史 下巻』岡山県通史刊行会(1930年)
- 池邊彌『和名類聚抄郷名考証』吉川弘文館(1966年)
関連項目
脚注
テンプレート:吉備四国の郡- ↑ 福浦地区 寺山を除く。なお、寒河地区は寺山と共に岡山県にとどまった(現・備前市日生町)。