吾野駅
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吾野駅(あがのえき)は、埼玉県飯能市坂石町分にある、西武鉄道の駅。駅番号はSI31。 池袋線の終点で、西武秩父線の起点。
西武秩父線開業により中間駅の性格が強くなったが、始発と終着もわずかに設定されている[1]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、上下列車交換設備を持ち、日中は各駅停車の大半が当駅で交換する。 駅舎は線路の北側に立地し、ホームとは構内踏切により連絡している[2]。 自動改札機は設置されていないが、PASMO・Suica利用者のための簡易改札機が設置されている[2][3]。 トイレは改札外の駅舎内[2]と駅舎から東吾野側に少し離れたところにある。多機能トイレは両方に設置されているが、後者は駅係員に申し出ないと使用できない。また、後者の一般トイレは臨時で、通常は開かない。
構内の池袋寄りに、池袋線最後の58キロポスト[4]と、西武秩父線最初の0キロポストが設置されている。
下り2番ホーム側に側線が4本ある。これは当駅が終着駅だっただけでなく、かつて吾野鉱山から砕石を発送していた頃、構内(築堤が残存)及び西側の砕石積込設備(現存)へ貨車を配していた[5]名残りで、現在も本線側の1本だけが時折使用されている。
のりば
ホーム | 方向(路線) | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Color上り(池袋線) | 飯能・所沢・池袋方面 |
2 | テンプレート:Color下り(西武秩父線) | 西吾野・西武秩父方面 |
利用状況
1日平均乗降人員は以下の通りである。
- 2004年度:1,131人[6](西武鉄道全92駅中86位[7])
- 2005年度:1,114人[6](西武鉄道全92駅中86位[8])
- 2006年度:1,032人[6](西武鉄道全92駅中86位[9])
- 2007年度:998人[10] (西武鉄道全92駅中86位[11])
- 2008年度:989人[10] (西武鉄道全92駅中86位[12])
- 2009年度:956人[10] (西武鉄道全92駅中86位[13])
- 2010年度:878人[10] (西武鉄道全92駅中86位[14])
- 2011年度:793人[10] (西武鉄道全92駅中87位[15])
乗降人員は減少傾向である。
貨物輸送
年度 | 発送貨物(トン) | 到着貨物(トン) |
---|---|---|
1949 | 83,012 | 1,894 |
1950 | 115,511 | 2,523 |
1951 | 131,647 | 2,852 |
1952 | 138,202 | 2,672 |
1953 | 183,692 | 2,661 |
1954 | 164,784 | 2,343 |
1955 | 181,862 | 1,884 |
1956 | 209,295 | 2,024 |
1957 | 192,351 | 1,727 |
1958 | 215,488 | 1,492 |
1959 | 291,315 | 229 |
1960 | 313,486 | 357 |
1961 | 352,398 | 288 |
1962 | 332,812 | 281 |
1963 | 338,812 | 382 |
1964 | 310,291 | 257 |
1965 | 203,976 | 155 |
1966 | 197,348 | 50 |
1967 | 209,050 | 67 |
1968 | 152,406 | 2,926 |
1969 | 169,684 | 8,133 |
1970 | 180,617 | 1,279 |
1978 | 廃止 | 廃止 |
- 埼玉県統計書、埼玉県統計年鑑各年度版
駅周辺
駅前に食堂を兼ねた商店がある。
- 高麗川
- 国道299号
- 吾野郵便局
- 埼玉西部消防署 吾野分署
- 顔振峠
- 秩父御嶽神社
- 東郷公園
- 奥武蔵あじさい館(送迎バスあり)
- 西武建材 吾野鉱業所(当駅西側 0.5 km 付近に、砕石積出設備を持つ)
- 観音窟石龕
- 法光寺
- ハイキングコース(顔振峠方面、子の権現方面)
歴史
- 1929年(昭和4年)9月10日 - 武蔵野鉄道の終着駅として開業。当初駅構造は単式ホーム1面1線[16]。
- 1969年(昭和44年)10月14日 - 西武秩父線開業。事実上中間駅となる[17]。
- 1978年(昭和53年)3月31日 - 貨物営業廃止[16]。
- 1997年(平成9年)4月25日 - 新駅舎使用開始。
- 1999年(平成11年)8月14日夜 - 台風による大雨で運転見合わせ中、土砂崩れが発生し、駅の半分が埋没[18]。9月15日に全面復旧した。[5]
隣の駅
- 西武鉄道
- テンプレート:Color池袋線・テンプレート:Color西武秩父線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color各駅停車(急行は上りのみ運転)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 車内路線図などでは西武秩父線が飯能起点と受け取れる表記も見られるが、時刻表などで明記されている。また、2014年度現在、当駅終着の下り終電と、上り初電が設定されている。[1]
- ↑ 2.0 2.1 2.2 吾野駅 駅構内マップ - 西武鉄道
- ↑ PASMOのご案内 ご利用方法 - 西武鉄道
- ↑ 池袋 - 吾野間の営業キロは57.8キロなので、建設キロとみられる
- ↑ 5.0 5.1 10年前の夜 - 吾野駅土砂崩壊被災 西武鉄道・ときどきの話題 第5回
- ↑ 6.0 6.1 6.2 テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 引用エラー: 無効な
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タグです。 「joukou07-11
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西武鉄道
- ↑ 16.0 16.1 『写真で見る西武鉄道100年』(ネコ・パブリッシング)78ページ
- ↑ 西武秩父線開業までは、西武バスが駅前にバス車庫を設置し、当駅から国道299号・正丸峠を経由し、秩父駅方面への路線バスを運行していた。西武観光バスが運行している西武秩父駅 - 坂氷 - 横瀬駅 - 芦ヶ久保駅 - 松枝間の路線はその名残である。
- ↑ 上下線線路と架線が寸断され、ホームの半分が土砂に埋没したため、一時当駅を挟んだ東吾野 - 西吾野間が運休となり、同年9月1日までは反対側の線路のみでの運転を実施。