吉田尚記

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テンプレート:基礎情報 アナウンサー 吉田 尚記(よしだ ひさのり、1975年12月12日 - )は、ニッポン放送アナウンサーである。東京都中央区銀座出身。麻布中学校・高等学校慶應義塾大学文学部卒業。

経歴

人物像

  • 本人曰く入社当初は「基本的に必要とされていないアナウンサー」扱いであった。近年各所からオファーが来る際は『頼まれ事を断ることが嫌い』な性分でほとんど引き受けて、多忙な日々をも楽しんでいる(いずれもTwitterにて発言)。
    • 親交のある西川貴教もこのことを言及しており、元はミニコーナーやレポーターが専門であったが、「西川貴教のallnightnippon SUPER!」などで徐々にキャラクターを開花させ現在に至るという。
  • 複数のパーソナリティーで進行する番組では、いじられ役にまわることが多く、『ミューコミ』も2年目以降「サポーターズパーティ内」での罰ゲームを受けることが多くなっている。
    • 西川貴教のオールナイトニッポン」復活放送ではほぼ毎回、無理やりな理由でリスナーからタックルされ左腕を骨折させられたり顛末書を書かされるといった「レイヴ」の洗礼を浴びせられている。
    • また長く番組で競演していた田中理恵から言動に手厳しい態度を取られることは日常茶飯事であった(逆に田中がヒートアップ気味の場合には吉田がツッコミを入れることもある)。田中曰く「兄と、それに突っ掛かる妹」といった関係とのこと。
  • ニッポン放送携帯電話情報サービスや、ニッポン放送関連のイベントなどのラジオCMにも頻繁に出演する。
  • 愛称である「よっぴー(YOPPY)」とは西川貴教によって付けられた。共演者の1人である田中理恵は、たまにこれを更にもじって「よっぴっぴ」とも呼ぶ。ちなみに、『第36回ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』で、オードリー増田みのりアナウンサーに「よっぴー」と呼びかけられた際には「あだ名で呼ばれるのはうれしいけど、この歳だからちょっと恥ずかしい」とコメントした。
    • オードリー若林からは、「よっひ」もしくは「ドンシコ」(twitterでの発言「ドント思考停止」より)と呼ばれている。
    • 上柳昌彦 ごごばん!』のピンチヒッターとして出演した際、あるコーナーの中で増山さやかアナウンサーから「よっちゃん」と呼ばれ短期間ながら話題に上った。
    • マイクネームとして、「ミュ~コミ+プラス」のテキスト放送(ツイッター)の参加リスナーから名付けられた「ちんちんポテト吉田(CCP吉田)・(ちんポテ吉田)」というのもある。これは番組で募集するテーマを発表する前に、先走った参加リスナーの間で新たなマイクネームの提案が続いたため、急遽マイクネームも募集したものである。(2011年1月11日放送)[6]
  • シンガーソングライターのより子とは公私ともに親交が深く、彼女の事務所移籍やメジャーデビューを決意するきっかけを作ったのも吉田である。彼女の誕生日には毎年新作のゲームソフトをプレゼントするという。また、アニメーション監督吉浦康裕とは飲み仲間である(吉浦は『YAGアニメラボ』にゲスト出演したことがある)。
  • 二輪免許を所有、飲み会で酔っ払った荘口彰久に愛車のバイクを蹴られたことがある。また、晴れた日には自転車で会社まで通勤したり、都内を移動することもある。
  • 大学時代に落語研究会に在籍していたこともあって、現在もアマチュア落語家としての活動を継続している。高座名は十三代目冷奴[7]。古典落語だけでなく創作落語にも挑戦している。
  • 身長は174cm、体重55kg(2012年6月時点)[8]
  • 小学校三年生から左肩を外すことが出来る事に気づき最初は誰でも出来る事と勘違いしていた。

エピソード

テンプレート:雑多な内容の箇条書き

  • 入社後4年間新人男性アナウンサーが配属されず、2003年鈴木芳彦(当時。現在はフジテレビに移籍)が入社するまで番組で新人呼ばわりされていた。
  • 2002年10月から2004年3月にかけて毎週土曜深夜1時から『オールナイトニッポンリスナーズBEST』、同じく3時から『オールナイトニッポンレコード』を担当し。1年半もの期間、毎週深夜に生放送を4時間通し(2003年10月を3時間半)で担当していた。オールナイトニッポンシリーズで4時間通しで出ていたのは西川貴教以来で、吉田を最後にいない。
  • 『ミューコミ』放送当時は、毎週月曜日には番組企画の一環として、タワーレコード首都圏各店舗でアルバイトをしていたことがあった。
  • ラジオ番組のパーソナリティとして、数々のライブハウス・イベントに足を運んでおり、2009年は10月の段階で138本のイベント・ライブに出席[9]。その後も出席本数は右肩上がりで増えている。
  • 東宝「シンデレラ」オーディション決勝大会(2006年)の司会など、大規模イベントの司会を務める機会も多い(なお、2006東宝シンデレラ決勝大会には、後に声優として共演する戸松遥が進出している)。
  • 2012年12月7日には、鳥取県立米子東高等学校にて『人前で話すということ~吉田尚記~』と題した講演会を行った。

「オタク」に関するエピソード

放送業界で1、2を争うアニメゲームなどのオタクとして有名である。

  • 2006年2月19日横浜BLITZにて開催された『ローゼンメイデン感謝祭』の司会を務め、以降、系列局以外の作品を含めアニメ・声優イベントの司会を多く務める。
    • ローゼンメイデン感謝祭』では作品の制作および、イベント主催者がニッポン放送の競合局となるTBSであっただけに、吉田自身もイベント開始時の挨拶で「(TBS所属で、同社のアニメ関連イベントではお馴染みの)向井政生さんが司会をやって、自分は関係者席で観覧するものと思っていただけに、まさか自分が司会に抜擢されるとは思ってもいなかった」と語った。
  • アニメ情報フリーペーパーアニカン」で自身のコラム「アニラジアナFACT FILE」を載せている。
  • スペシャルウィーク時の宇宙GメンEXでのコーナー『声優勝手に着声ランキング』から始まった、リスナーから投稿された声優に言ってほしい台詞に即興でシチュエーションを膨らませ、声優に「○○は△△みたいな感じでお願いします!」などと「演技指導」する『変態音響監督』といったキャラクターが「変態さ」が露呈している。本人も「変態と言われても嫌いじゃない」という発言もあり、2009年8月25日のGメンEXにて「(言わされた女性声優からの)民事訴訟なら受ける」とも言った。
  • ゲーム雑誌「ファミコン通信」(現:「ファミ通」)を、第2号から購読している。創刊号は立ち読みだったとのこと。
  • 第二回オタク検定に合格。(その直後に、検定を主催したビブロスが倒産するというオチまで付いた)。
  • 大学時代に落語研究会に所属していたこととオタク知識を活かし、十三代目冷奴として、同人CD『ヲタク落語』を製作、コミックマーケットにサークル参加して頒布している(サークル名は『練馬産業大学落語研究会』[10])。2012年12月現在、第十二集まで発行されており、ジャケットイラストは第一集〜第三集までがみずしな孝之の手によるガンダム、第四集以降は『ひだまりスケッチ』のイベントの司会を務めた際に同席していた蒼樹うめの書き下ろしである。 2011年8月にはニコニコ生放送のイベント「ニコニコ寄席」にて魔法少女まどか☆マギカ大工調べをミックスした創作落語「マギカ☆調べ」を披露した[11]
  • 2005年1月8日の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第13話には、ラクス・クライン暗殺の命を帯びた特殊部隊隊長ヨップ・フォン・アラファス役の声優としてアニメ初出演(しかもヨップは専用MSまで与えられていた)。2007年10月期にフジテレビ系の『ノイタミナ』枠で放映された深夜アニメもやしもん』でも再び声優を務めた。これは制作会社からオファーがあったと吉田本人は語っている。
  • 2009年4月の『くり万太郎のオールナイトニッポンR』で、ランカ・リー=中島愛星間飛行をリクエストしている(実際に4月17日に流れているANN-R 2009.4.17 オンエアリスト)。
  • 魔法先生ネギま!28巻のOADのオーディオコメンタリーに、赤松健・志村由美・渡辺明乃とともに、作品関係者ではなくファン代表として出演している。
  • 妻は趣味に理解があり、食事時に家族揃ってアニメを見ることもあるとのこと。
  • ももいろクローバーZのファン。推しは高城れに。 彼女たちからはその細身の容姿をもじって『ゴボウ』と呼ばれている[12]
    • 『ミュ~コミ+プラス presents ミュ~フェス2012~Spring~ライブ1000本観戦アナ吉田のサブカル全部乗せ!』ではドッキリを仕掛けかれ、高城れにが怪盗に扮してリスナー用のプレゼントのために吉田の自宅からお宝を物色された[13]
    • 仕返し(という設定)で、逆にももいろクローバーZがドッキリを仕掛けられ、彼女たちのライブ『ももクロ春の一大事2012~ももクロ☆オールスターズ~』に出演し百田夏菜子の私物がリスナーにプレゼントされた。
  • ビッグコミックスピリッツの漫画「ラストイニング」で描かれた、全国高校野球県予選決勝「聖母学苑×彩珠学院」の仮想実況番組を企画として提案。その結果、聖母学苑対彩珠学院の仮想実況番組が実現し、2010年12月23日に「ニッポン放送ホリデースペシャル ラストイニング 全国高校野球 県予選決勝 聖母学苑対彩珠学院」として放送された。なおこの番組は、第48回ギャラクシー賞ラジオ部門 優秀賞を受賞している。
  • マンガ大賞の発起人であり、実行委員をつとめている。

Twinavi公認アナウンサーとしてのエピソード

吉田は公私問わずtwitterを愛用しており日本初の「twinavi公認アナウンサー」として活躍している。日頃から「twitterはラジオに通ずるものがある。Twitter=テキストラジオである」という考えを提唱している。

  • 宇宙GメンEX」では番組中PCを持ち込んでTwitter上で実況を行っていたほか、2009年9月より番組内でハッシュタグ機能を用いたTwitter大喜利を開催。2010年1月1日放送の「吉田尚記のオールナイトニッポン feat.ミュ〜コミ+」でも3時台にTwitter大喜利を行った。
  • 2009年12月22日に放送されたデジタルラジオSuono Dolceの特別番組「光都東京・LIGHTOPIA2009 Suono Dolce Christmas Live from Marunouchi」では、Twitterナビゲーターを担当。Twitter上でのライブ実況を担当した。
  • 2010年1月、twitterとの連動番組「ミュ〜コミ+」開始。番組と合わせて、番組と連動した「Twitter上の番組」を開始。
  • 吉田はかねてより「Twitter本を出したい」と思っており、自身で企画書を書き、出版社に打診していた[14]が、2010年9月にTwitter本「ツイッターってラジオだ! 〜ナンバーワンツイッター番組のパーソナリティがつぶやくあなたの味方を増やす59の方法〜」を出版することになった。
    • 当初は「ミュ〜コミ+プラス」での吉田による発表後、2010年8月17日25:00(午前1時)から、ラジオCMが解禁される予定だったが、手違いで13:00(午後1時)に先走って流れてしまうというハプニングにより、CMとTwitter上で予定より先行して発表された[15]
  • 2010年4月4日、ニッポン放送で特別番組「これさえ聞けばつぶやける はじめてのtwitter」を放送。ゲストにtwitterユーザーである松尾貴史を招いて、リスナーにtwitterの使い方を指南しながら、twitterの魅力を紹介した。番組終盤ではtwitterでエンディングテーマのリクエストを募っていた。
  • 2010年7月11日、ニッポン放送の2010年参議院議員選挙特別番組「黒岩祐治と池上彰のまるわかりニッポン!参院選開票スペシャル」(総合司会:上柳昌彦アナウンサー)で新党改革の選挙対策本部からの中継を担当。中継がない時間帯には、twitter上で中継の舞台裏を伝えたほか、随時選対本部の状況報告や議員への取材報告を行った。
  • 2011年2月26日、「オードリーのオールナイトニッポン」にゲスト出演。twitterとラジオとの相性を検証する特別企画「ツイッターはラジオか?」で、期間限定の番組アカウント「gonsu_apa」でのつぶやきを担当した。なお、後に若林に「あの企画スベったじゃねぇか」と漫才のネタにされている(2012年3月10日オールナイトニッポン)。
  • 東北地方太平洋沖地震」発生日深夜(2011年3月11日深夜、関東ローカル[16])の震災報道番組では、「ミュ~コミ+プラス」のアカウントを使用して地震情報を募り、その後は「上柳昌彦 ごごばん!」などに出演。特にTwitterを中心に震災情報との関連性の分析報告に出演した。
  • 2011年10月21日の「西川貴教のオールナイトニッポンGOLD app10.jp」ではレイヴの企画として「あなた(吉田)が愚痴を聞いてくれないので、世間に聞いてもらう」という名目で吉田の妻がアカウントを取得。パーソナリティの西川に上記の考えや自身の番組のスローガンを逆手に取られてしまい、「全ての過去の罪が俺を苛む」と嘆いていた。その吉田の妻も、吉田の番組リスナーからのフォローなども増え、家庭のことや野菜ソムリエとしての呟きなどを日常的に更新している。

担当番組

現在の出演番組

ニッポン放送
ニッポン放送 Podcasting STATION

過去の出演番組

ニッポン放送
LFX488
ニッポン放送 Potcasting STATION

単発の出演番組

ラジオ出演

ニッポン放送以外の局へ番組出演。

文化放送
東海ラジオ
CBCラジオ
アール・エフ・ラジオ日本
ラジオNIKKEI
JFN系列
TOKYO FM他(JFN系列)
RCCラジオ

ラジオ以外の出演

テレビ

フジテレビ
BSフジ、フジテレビ721
NHK BS2
NHKワールドTV

テレビアニメ

OVA

映画

  • デトロイト・メタル・シティ - 吉田尚記

CM

インターネット放送

マルチメディア放送

  • 吉田尚記がアニメで企んでる(NOTTV 1、火 20:00 - 21:00、2013年4月 - )

ライブ・イベント

  • 吉田尚記トライアルVol.1「目をつぶって飛べ!」(ライブハウス多作、2009年5月23日)
  • #jz2-ジョーゼツ- 吉田尚記の場外ラジオ(ニッポン放送 イマジンスタジオ、2013年3月15日) - ニコニコ生放送でも同時。以後不定期に開催
  • ヨシダワイヤー - DJイベントであるが、吉田がアニソンをリミックスするイベント。これも不定期に開催

連載

  • ファミ通Wave DVD内 「ファミ通Wave EXPRESS」
  • フリーペーパー「アニカン」内アニラジアナFACT FILE(創刊準備号から現在まで)

イベント司会

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書籍

  • ツイッターってラジオだ! 〜ナンバーワンツイッター番組のパーソナリティがつぶやくあなたの味方を増やす59の方法〜ISBN 978-4062164443

注釈・脚注

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外部リンク

テンプレート:ニッポン放送アナウンサー

テンプレート:吉田尚記
  1. 吉田めぐみ - 夫人の公式ブログ
  2. テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite web
  5. 第49回ギャラクシー賞入賞作品一覧
  6. [1]
  7. ニコニコ寄席 - ニコファーレ
  8. テンプレート:Cite video
  9. ニッポン放送『宇宙GメンEX』内の発言より
  10. http://www.myspace.com/nerisandaiochiken
  11. 「僕と契約してプレミアム会員になってよ。」超会議で上映 - ニコニコインフォ・2012年4月4日
  12. ミューコミだよ、メンバー全員集合! ももいろクローバーZの落書き大会勃発! (2012.06.27) - ミュ〜コミ+プラス 公式サイト
  13. ももクロ、SuG、クリープハイプが渋公で“オイシイ”競演 (2012.04.16) - 音楽ナタリー
  14. テンプレート:Cite web
  15. テンプレート:Cite web
  16. 本来は全国ネット枠だが、関東でも甚大な被害が出たことを考慮してニッポン放送は吉田主導のローカル編成(一部時間帯は大阪のABCラジオへネット)とし、ネット局向けの番組は別途アナウンサーが担当した。
  17. 日時は東海ラジオ放送分。なお、紹介の際は(ニッポン放送でネットされていないのと、関東圏ではFM-FUJIでのネットになるためか)『ニッポン的な放送』のアナウンサーと紹介されていた。
  18. テンプレート:Cite web
  19. テンプレート:Cite web
  20. テンプレート:Cite web
  21. テンプレート:Cite web