南新宿駅
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南新宿駅(みなみしんじゅくえき)は、東京都渋谷区代々木2丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。
駅構造
2009年(平成21年)5月から駅の改良工事を実施しており、エレベーターの新設やトイレの改修などが施工された。2012年(平成24年)3月に、各駅停車の10両編成化に対応するためのホーム有効長の延伸工事が完了した。
のりば
海側(南側)から下表の通り。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本・藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | テンプレート:Color小田原線 | 上り | 新宿行 |
駅構内設備
- エレベーター
- 各ホームから改札への階段は8両編成の5号車付近にそれぞれ1か所ある。
- トイレとATM(横浜銀行)は下りホームの新宿寄りにある。
- かつては改札内コンコースに忘れ物取扱所として「南新宿遺失物センター」が併設されていたが、2006年3月に経堂駅に移設された。
歴史
当駅が現在の位置に置かれたのは、隣接する新宿駅の拡張工事が1967年(昭和42年)に完了したときからである。駅はそれ以前、現在の位置よりも新宿駅寄り、現行の小田急線の新宿駅地下ホームからの線路が地上ホームからの線路と合流する踏切からその次の旧小田急本社(現在の小田急南新宿ビル)前の踏切にかけての地点に設置されていた。同地には新宿駅地上ホームへの線路と地下ホームへの線路との分岐器を設置したため、昔の駅の痕跡はほとんどみられず、わずかに踏切脇に当時の駅舎の土台部分のコンクリート跡が残る程度である。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 千駄ヶ谷新田駅(「千田ヶ谷新田」という表記もみられる[1])として開業。駅名は当時の駅所在地の地名に由来する。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 小田急本社前駅に改称。小田原急行鉄道の本社が駅前にあることから。
- 1942年(昭和17年)5月1日 - 南新宿駅に改称。当時の小田急電鉄が当時の東京横浜電鉄等と合併し東京急行電鉄(大東急)となったことと新宿地区の南にあることから[2]。
- 1945年(昭和20年)5月26日 - 前日の夜からのアメリカ軍による東京大空襲(山の手大空襲)で、本社事務所(現在の小田急南新宿ビル)と新宿駅甲州口が焼失、新宿 - 南新宿間が不通となったため、数日間、全列車が当駅止まりとなる。
- 1967年(昭和42年) - 現在地に移転開業。
利用状況
当駅は新宿駅と目と鼻の先である関係からか、東京23区内では利用者数の少ない鉄道駅のひとつとなっている。
2012年度の乗降人員は3,688人である[3]。小田急電鉄の全駅では第69位である。
年度 | 一日平均 乗降人員 |
一日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1972年 | 5,114[4] | |
1982年 | 7,625[5] | |
1985年 | 8,888[6] | |
1989年 | 8,447[7] | |
1990年 | 2,874[8] | |
1991年 | 2,770[9] | |
1992年 | 2,715[10] | |
1993年 | 2,732[11] | |
1994年 | 2,512[12] | |
1995年 | 2,366[13] | |
1996年 | 2,255[14] | |
1997年 | 2,137[15] | |
1998年 | 5,412[16] | 2,033[17] |
1999年 | 1,962[18] | |
2000年 | 1,871[19] | |
2001年 | 1,981[20] | |
2002年 | 2,027[21] | |
2003年 | 4,315[22] | 1,899[23] |
2004年 | 4,178[24] | 1,726[25] |
2005年 | 3,863[26] | 1,573[27] |
2006年 | 3,965[28] | 1,625[29] |
2007年 | 4,124[30] | 1,727[31] |
2008年 | 3,803[32] | 1,575[33] |
2009年 | 3,667 | 1,515[34] |
2010年 | 1,532[35] | |
2011年 | 1,549[36] | |
2012年 | 3,688 | 1,562[37] |
駅周辺
- 小田急南新宿ビル
- 小田急サザンタワー
- ホテルセンチュリーサザンタワー
- JR東京総合病院
- 代々木駅(東日本旅客鉄道〈JR東日本〉山手線・中央・総武線(各駅停車)、東京都交通局〈都営地下鉄〉大江戸線
- 代々木ゼミナール 本部・代々木校
- 代々木ゼミナール造形学校
- 山野美容専門学校
- 渋谷区立代々木小学校
- 代々木三郵便局
- 代々木駅前通郵便局
バス路線
最寄りのバス停留所は、ハチ公バス神宮の杜ルート(フジエクスプレスが運行)の代々木一丁目である。
隣の駅
- テンプレート:Color小田急電鉄
- 小田原線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急
- 通過
- テンプレート:Color各駅停車
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間準急
なお、1927年4月1日の小田急小田原線開業時から1946年5月31日まで、当駅と参宮橋駅との間に山谷駅が存在した。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:小田急小田原線- ↑ 綱島定治 『ポケット大東京案内』 地人社/竹田弘文堂 昭和6年発行
- ↑ その後、各会社に分離された後も、小田急本社は新宿駅西口駅前に移転したため、駅名が「小田急本社前」に戻ることはなかった
- ↑ 1日平均乗降人員 - 小田急電鉄
- ↑ 『首都圏沿線ガイド1 小田急線各駅停車』(椿書院・1973年)p21
- ↑ 『日本の私鉄5 小田急』(保育社・1985年重版)p145
- ↑ 『小田急 車両と駅の60年』(大正出版・1987年6月1日)p150
- ↑ 『鉄道ピクトリアル』通巻546号「特集・小田急電鉄」(電気車研究会・1991年7月臨時増刊号)p17
- ↑ 東京都統計年鑑(平成2年)224ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成3年)230ページ
- ↑ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ↑ 『鉄道ピクトリアル』通巻679号「特集・小田急電鉄」(電気車研究会・1999年12月臨時増刊号)p29
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ↑ 東京都統計年鑑(平成24年)