南弟子屈駅
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南弟子屈駅(みなみてしかがえき)は、北海道川上郡弟子屈町熊牛原野144にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅。駅番号はB63。電報略号はミテ。
駅構造
1面1線の単式ホームがある地上駅。無人駅である。かつては貨物ホームや側線を有していた[1]。駅舎は車掌車が転用されている。
駅名の由来
所在地の熊牛はアイヌ語で「クマ、ウシ」(魚を乾かす棚のあるところ)が由来。すでに河西鉄道で熊牛駅が使用されていたことから、弟子屈の南方に所在する意の駅名となった[1][2]。
駅周辺
駅前には倉庫、住宅が数軒あるのみで、広大な牧場地帯である。
- 国道391号
- 弟子屈町立昭栄小学校
歴史
- 1929年(昭和4年)8月15日 - 国有鉄道の駅として開業[3]。一般駅。
- 1960年(昭和35年)10月25日 - 貨物取扱い廃止[4]。
- 1968年(昭和43年)4月1日 - 業務委託化[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 簡易委託廃止、完全無人化。
隣の駅
脚注
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3
関連項目
外部リンク
- 南弟子屈駅 - JR北海道釧路支社