千年屋俊幸

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千年屋 俊幸(ちとせや としゆき、1959年3月13日 -)は、テレビ大阪の編成局次長兼アナウンス部長。

人物・履歴

岡山県総社市出身。関西大学社会学部を卒業後の1981年に、テレビ大阪へ新卒の1期生として入社した。同期入社のアナウンサーに、広島ホームテレビから移籍の沢田尚子(現在はフリーアナウンサー)がいる。

テレビ大阪への入社後は、スポーツ中継の実況を中心に、報道・情報・バラエティ番組の司会などで幅広く活躍した。中でも1989年から1997年まで担当したロードレース世界選手権(WGP)中継は、「日曜深夜の風物詩」としてフジテレビF1グランプリ中継と共にモータースポーツファンに親しまれた。また、1982年3月のアナログテレビ放送開局前には、試験電波発射のアナウンスも務めていた。

「絶叫アナ」として知られており、興奮すると非常に声が大きくなる。特にWGP中継では、「キタキタキタキタ~!」等々の非常にハイテンションな実況で番組を盛り上げた。1993年WGP最終戦・FIM GP(ハラマ・サーキット)で原田哲也の250ccクラスチャンピオンがかかった際には、レース展開(中盤以降急に原田のタイトル獲得が現実味を帯びた)も災いして、あまりの声の大きさのため隣のブースで中継していたWOWOWの放送にも千年屋の声が入ってしまうほどだった。また、阿部典史1996年日本グランプリで優勝した時の絶叫は『NHKニュース7』でも声が流れた。

GP500においてはケビン・シュワンツのファンであり、実況が贔屓目という批判もあったが、シュワンツファンからはそれもまた人気の理由であった。

2008年4月にアナウンスルームから企画宣伝部へ異動したことを機に、アナウンサー職を一時退いていた。2012年に編成局次長へ就任。2013年4月1日に、編集局次長兼アナウンス部長として、6年振りにアナウンスルームへ復帰した。

担当番組

現在

過去

外部リンク


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