医療環境管理士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:複数の問題 医療環境管理士(いりょうかんきょうかんりし)とは、内閣府認証特定非営利活動法人日本医療環境福祉検定協会(NPO JAPAN MEDICAL ENVIRONMENT CARE ASSOCIATION:JMEC)が資格付与する民間資格である。
病院などの医療現場における院内感染防止、医療廃棄物管理などの試験に合格するなど、一定の要件を満たした者に対して付与される。同協会の運営する同資格の案内書によれば、コ・メディカルなどの医療関係職種のほか、製薬企業などの従業者などが取得している。
類似する検定として、同協会が認定している医療福祉環境アドバイザー(1級・2級・3級)がある。
なお、医師と歯科医師には、感染症専門医、インフェクションコントロールドクター(infection control doctor:ICD)、薬剤師には感染制御専門薬剤師、看護師には感染症対策看護師(感染症管理看護師)、臨床検査技師には感染制御認定臨床微生物検査技師というそれぞれの感染管理の専門資格がある。
試験
- 試験時期 年2回(2月・8月)
- 試験会場 東京・名古屋・大阪・福岡
- 試験時間 3時間
- 検定料 21,000円
- 合格基準 300点中210点以上が合格となる(選択式200点・記述式100点)
- 合格率 約50%
その他の感染管理(感染制御)専門資格および組織
- 感染症専門医
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 感染制御専門薬剤師(ICPM)
- 感染管理歯科衛生士(ICDH)
- 感染制御認定臨床微生物検査技師(ICMT)
- 感染管理介護福祉士(ICCW)
- 滅菌技師/士(第一種・第二種)
- 医療福祉環境アドバイザー