分水駅
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分水駅(ぶんすいえき)は、新潟県燕市分水桜町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは地下通路で連絡している。
燕三条駅が管理する業務委託駅で、駅業務はジェイアール新潟ビジネスが受託している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間:7:00~17:30・途中で営業を休止する時間帯あり)、自動券売機の他、待合室、トイレなどがある。
先代の駅舎は近くにある大河津分水路の自在堰を模した特徴的なデザインであった。老朽化のため取り壊されたが、2000年に改築された現駅舎も、壁面の構造が大河津分水路可動堰の橋脚などをイメージしてデザインされたものである。
近年、ダイヤの見直しとともに多くの駅で交換施設撤去が進んだ中、現在も2番線が臨時ホームとして残るのは、日本海からの強風が大河津分水路に架かる信濃川分水橋梁に吹き抜け、当駅 - 寺泊駅間が冬季を中心に不通となることが多いためである。また2番線に沿うように立ち並ぶ桜並木は当駅のシンボルとなっており、燕市分水観光協会では毎年4月中旬の桜の開花時期に、ホームの桜並木のライトアップを実施している。
のりば
1 | テンプレート:Color越後線 | (下り) | 吉田・新潟方面 |
---|---|---|---|
(上り) | 柏崎方面 | ||
2 | テンプレート:Color越後線 | (上り) | 柏崎方面(交換時) |
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は640人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 736 |
2001 | 719 |
2002 | 707 |
2003 | 703 |
2004 | 654 |
2005 | 639 |
2006 | 625 |
2007 | 611 |
2008 | 617 |
2009 | 587 |
2010 | 610 |
2011 | 627 |
2012 | 628 |
2013 | 640 |
駅周辺
バス
駅前に分水駅前バス停が設けられており、越後交通の路線バスが乗り入れている。
- 横野・中之島経由 長岡駅 (一日6本、土曜・休日は1本減便)
- 興野・中之島経由 長岡駅 (一日2本、午後は運行なし)
- 興野・中之島・高見工業団地経由 長岡駅(一日1本、土曜・休日は全面運休)
- 東三条駅前
- 燕駅前・寺泊車庫前
- 燕市内循環バス(スワロー号)
歴史
- 1912年(大正元年)12月28日 - 越後鉄道の吉田駅から当駅までの開通とともに現在燕市良寛史料館が経つ位置に仮駅として新設される。当時の駅名は地蔵堂駅(じぞうどうえき)であった[1]。「地蔵堂」は所在地の当時の町名。
- 1913年(大正2年)4月20日 - 越後鉄道の出雲崎駅から当駅までが開通し、同時に現在地に移設となる[2]。
- 1927年(昭和2年)10月1日 - 越後鉄道が国有化。国鉄越後線所属となる。
- 1976年(昭和51年)9月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1983年(昭和58年)4月1日 - 分水駅(ぶんすいえき)に改称。「分水」は当時の所在地町名。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に移管。
- 2000年(平成12年)3月10日 - 駅舎を改築。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color越後線
脚注
- ↑ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1913年1月14日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1913年4月26日(国立国会図書館デジタル化資料)