六浦駅
六浦駅(むつうらえき)は、神奈川県横浜市金沢区六浦五丁目にある、京浜急行電鉄逗子線の駅。横浜市で最も南に位置する駅である。駅番号はKK51。
駅構造
有効長8両編成分の相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームとコンコースの間には車椅子利用に対応したエスカレーターとエレベーターがそれぞれ上下1基ずつ設置されている。神武寺寄りに橋上駅舎を有し、線路の北側に西口、南側に東口が設けられており、それぞれの出口とコンコースの間を連絡するエレベーター(各1基)が設置されている。
有人駅で、自動改札機・自動券売機(2台)・自動精算機が設置されている。改札内にトイレがあり、オストメイトに対応した多機能トイレもある。
上り線は総合車両製作所横浜事業所から東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線逗子駅までの回送列車を通すため、三線軌条となっている。2011年10月までは直線ホームながら停車車両との間に27cmの隙間ができていたため、下りホームの下に上りホームで列車を待つ乗客に対する注意喚起表示が設置され、列車内でも車掌が注意喚起を行っていたが、同年のホーム改良工事で隙間を8cmに縮めたため、注意喚起は解消された。合わせて線路工事も行われ、金沢八景方及び神武寺方に分岐器が新設された。三線軌条では、走行する車両の中心が異なり、狭軌側の車両の中心が共有レールの方向にずれることになる。改良前は前後区間を通じて外側のレールを共有しておりこれを回避するためにホームが外側に下げられていたが、内側のレールを共有するように改良したことでこの問題が解消されたのである。
のりば
1 | テンプレート:Color逗子線 | 新逗子方面 |
2 | テンプレート:Color逗子線 | 金沢八景・横浜・品川・新橋方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗降人員は16,268人であった[1]。近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員[2] |
---|---|
1997年 | 10,202 |
1998年 | 10,159 |
1999年 | 9,890 |
2000年 | 9,746 |
2001年 | 9,644 |
2002年 | 9,465 |
2003年 | 9,318 |
2004年 | 9,157 |
2005年 | 9,067 |
2006年 | 8,942 |
2007年 | 8,768 |
2008年 | 8,557 |
2009年 | 8,372 |
2010年 | 8,245 |
2011年 | 8,111 |
駅周辺
テンプレート:See also 周囲には住宅地が広がる。駅周辺は道路幅員が狭く、タクシー乗り場も設置されていない。駅西口においては、バス乗り場も設置されていない。駅の西側で逗子線は横浜横須賀道路の高架をくぐっている。
バス路線
六浦駅(駅東口・六浦南公園の前から発車)
- 六1 六浦駅→湘南六浦第一→六浦台住宅→六浦南小学校→エステシティ壱番館→エステシティ3号棟→六浦駅
- 六2 六浦駅→湘南六浦第一→六浦台住宅→六浦南小学校→エステシティ壱番館→エステシティ3号棟
歴史
- 1943年(昭和18年)2月15日 - 東京急行電鉄(大東急)の海軍関係者専用駅として、六浦荘仮駅の名称で現在地より500m逗子寄りに開設。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 京浜急行電鉄の駅となる。
- 1949年(昭和24年)3月1日 - 六浦駅として現在地に移転開業。当時は地上駅だった。
- 1970年(昭和45年)7月 - 橋上化工事完成に伴い、橋上駅舎供用開始。
- 1999年(平成11年)7月31日 - 白紙ダイヤ改正により、京急蒲田 - 新逗子間の急行を廃止。
- 2010年(平成22年)5月16日 - ダイヤ改正が実施され、エアポート急行の停車駅となる。
隣の駅
- 京浜急行電鉄
- テンプレート:Color逗子線
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorエアポート急行・テンプレート:Color普通