備後八幡駅
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備後八幡駅(びんごやわたえき)は、広島県庄原市東城町菅にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。
駅構造
備後落合方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅。以前は相対式ホーム2面2線を有する交換可能駅だったが、駅舎反対側のホームが廃止され、停留所構造となった。そのため、現在は上下線の全列車が同じホームから発着する。廃止されたホームの方には錆びた線路が本線から分断された状態で残っている。また、以前は駅事務室が存在していたが、撤去されて待合室部分のみとなっている。
新見駅管理の無人駅。2012年4月27日までは簡易委託駅で、近くの菅簡易郵便局で200円区間の乗車券(常備券)のみを販売していた(200円区間は、東城駅と小奴可駅である)。
駅の少し先には、トロッコの鉄橋の残骸が残っており、昔、帝国製鉄株式会社の原料の調達のために使用された。また、農協の米貯蔵庫も残っており、昔は貨物側線も存在していたらしく、駅構内の線路はその跡も見ることができる。
駅周辺
歴史
- 1935年(昭和10年)6月15日 - 国有鉄道三神線の東城 - 小奴可間延伸により開設。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1983年(昭和58年)10月31日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2012年(平成24年)4月28日 - 駅前の郵便局での簡易委託販売を解除。
その他
国道314号から 広島県道237号備後八幡停車場線に行く際の標識に「備後八幡駅」とあるが、なぜかローマ字表記は「Bingo-yahata station」となっている。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color芸備線