会津川口駅
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会津川口駅(あいづかわぐちえき)は、福島県大沼郡金山町大字川口字森ノ上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは只見川のほとりにあり、ホームから駅舎へ構内踏切がのびている。その他、構内には手動の転車台がある。
直営駅(駅長配置)であるが、会津坂下駅が当駅を管理する。みどりの窓口はないが、出札窓口(営業時間 5:20 - 19:00、途中休憩時間あり、列車発着前後は窓口閉鎖)で指定券の発行が可能(料金補充券)。POS端末が設置されている。
1987年(昭和62年)3月竣工の駅舎は2階建てで、JA会津みどり金山総合支店・川口郵便局との合築となっている。川口郵便局は集配部併設であり、簡易郵便局と無人駅との合築は比較的多いが、集配部併設局と社員配置駅との合築は珍しい。駅舎内には企業組合「おく愛ズ」へ運営委託している金山町観光情報センター(OASIS)もあり、周辺の観光情報の提供のみならず地域特産品や弁当類の販売も行っている。
のりば
駅舎側から、
テンプレート:Color只見線 | (下り) | 豪雨のため運行停止 |
(上り) | 会津宮下・会津坂下・会津若松方面 | |
テンプレート:Color只見線 | (上り) | 会津宮下・会津坂下・会津若松方面 |
- 夜間滞泊が2本設定されている。
- Aizukawaguchiform.jpg
ホーム遠景(2008年3月)
- Tennsyadai kawaguti.jpg
構内の転車台(2006年4月)
- Aidukawaguchi Railway Station in Japan.jpg
只見川とホーム(2007年3月)
利用状況
- 1日平均乗車人員 66人(2013年度)。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人員 |
2000 | 101 |
2001 | 99 |
2002 | 91 |
2003 | 88 |
2004 | 90 |
2005 | 93 |
2006 | 94 |
2007 | 92 |
2008 | 90 |
2009 | 84 |
2010 | 84 |
2011 | 57 |
2012 | 65 |
2013 | 66 |
駅周辺
金山町の中心部であり、官公庁や学校が所在している。また観光地として知られる温泉やスキー場も程近い。
- 会津川口温泉
- 沼沢湖
- 玉梨温泉
- 八町温泉
- フェアリーランドかねやまスキー場
- 奥只見国際スキー場
- 金山町役場
- 川口郵便局
- 金山町立金山中学校
- 金山町立金山小学校
- 福島県立川口高等学校
- 只見川
- 野尻川
- 尻吹峠
- 国道252号
- 国道400号
バス路線
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
玉梨八町温泉、昭和温泉しらかば荘前、下両原 | 大芦 | 会津乗合自動車 | |||
川口車庫 | |||||
滝沢線 | 川口保育所前、湯倉入口、JR会津越川駅前 | 滝沢温泉前 | 金山町町営バス | 平日1本 | |
太郎布線 | 川口保育所前 | 平日土曜1本 | |||
滝沢線 | 役場前 | 町民体育館前 | 平日土曜1本 | ||
太郎布線 | JR会津中川駅前、水沼公園、JR早戸駅前 | 三更入口 | 平日1本 |
歴史
- 1956年(昭和31年)9月20日 - 一般駅として開業。
- 1957年(昭和32年)12月 - 電源開発専用鉄道当駅 - 只見駅間開業。
- 1961年(昭和36年)12月 - 電源開発専用鉄道貨物輸送終了。
- 1963年(昭和38年)8月20日 - 専用鉄道の施設を利用し、当駅 - 只見駅間延伸開業。
- 1982年(昭和57年)8月1日 - 貨物取り扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取り扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)9月23日 - 会津坂下方が特殊自動閉塞化。
その他
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color只見線