久之浜バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Ja Route Sign 久之浜バイパス(ひさのはまバイパス)は、国道6号福島県いわき市久之浜地区内の線形不良部分や狭隘トンネル部分を迂回するため、いわき市四倉地区 - 久之浜地区間のバイパスとして計画されている道路である。
国土交通省の文書では名称が久之浜バイパスだが、国道事務所の文書では久ノ浜バイパスとも。
概要
- 起点 : 福島県いわき市四倉町
- 終点 : 福島県いわき市久之浜町金ヶ沢
- 全長 : 5.5km
- 規格 : 第3種1級
- 設計速度 : 80km/h
- 道路幅員 : 暫定13.5m(完成26.0m)
- 車線幅員 : 3.5m
- 車線数 : 暫定2車線(完成4車線)
途中、常磐自動車道のいわき四倉IC方面へ向かう福島県道245号白岩久ノ浜線と交差するが、現在、県道245号線との交差部分から終点の久之浜地区までの区間(2.3km)のみが暫定2車線で供用されており、他の区間(3.2km)は平成27年度の開業に向けて工事中である。
久ノ浜方面から進んだ場合県道245号線とのT字路交差点で行き止まりになっているが、右折すると福島県道35号いわき浪江線経由でJR常磐線草野駅近くで6号に接続、左折ではJR久ノ浜駅付近との立体交差により6号に接続するため、右左折どちらでも6号に合流する。なお、前者は現在本バイパスの代替区間として機能している(見通しが良いために高速で走る大型車が非常に多いが、その割りに幅員が狭い区間が多く歩行者には危険が多い)。
全通すれば両道とも今後交通量が増加すると考えられる久之浜バイパス・県道245号線ではあるが、その交差点はあらかじめ立体化できるように計画されていない(将来旧道となるはずの国道6号現道側は立体交差工事が終わっている)。
接続道路
沿革
- 1989年度 : 事業化。
- 1995年度 : 用地買収に着手。
- 1995年度 : 着工。
- 1999年3月18日 : いわき市久之浜町久之浜 - いわき市久之浜町金ヶ沢(2.3km)暫定2車線で供用開始。