上臼杵駅
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テンプレート:駅情報 上臼杵駅(かみうすきえき)は、大分県臼杵市大字福良にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
駅構造
下り列車進行方向に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅。1917年(大正6年)開業の当駅は当時の長編成の列車に合わせ充分な長さのホームを有するが、棒線のため列車交換は不能である。古くからの木造駅舎を有している。
分鉄開発が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。
駅周辺
周辺は臼杵市の中心部からは離れているが、住宅が多く建っている。駅のそばを国道217号が通るが、駅舎は線路を隔てて国道と反対側の北側にあり、福良の住宅地内へ迂回しないと行けない。
- 臼杵平清水郵便局
- 臼杵市立福良ヶ丘小学校
- 二王座歴史の道(北東0.8km。徒歩約10分)
- 龍源寺三重の塔(北北東0.6km。徒歩約8分)
- 福良天満宮 - 赤猫社(北北東0.5km。徒歩約6分)
- 大分バス上臼杵駅バス停、土橋(どばし)バス停、平清水(ひらそうず)バス停
- 大分県道33号臼杵停車場線(愛媛街道)
- 臼杵川
- 臼杵インターチェンジ(南西2.5km)
- 大分空港行き高速バス「佐臼ライナー」(大分交通)臼杵インター乗り場(マルミヤストア奥。南西1.8km)
- 国宝臼杵石仏(南西4.5km。臼杵平清水郵便局付近の大分バス土橋バス停[1]から三重、大分県庁方面行きで約10分。毎時1本程度の頻度)
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は335人(前年度比+8人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 424 |
2001 | 415 |
2002 | 414 |
2003 | 395 |
2004 | 358 |
2005 | 343 |
2006 | 362 |
2007 | 341 |
2008 | 329 |
2009 | 334 |
2010 | 327 |
2011 | 335 |
歴史
日豊本線が臼杵まで延伸されたのは政友会・山本達雄(臼杵出身)の力によるものといわれる。そこでライバル心を燃やした政敵であった憲政会・箕浦勝人(同じく臼杵出身)の一派による誘致により、鉄道省としては異例の近距離にもうひとつの駅が設置された。それが上臼杵駅である。[1]
その他
隣の駅
関連項目
脚注
外部リンク
テンプレート:日豊本線2- 元の位置に戻る ↑ 窪田勝則『大分の鉄道』、OAK、1980年6月25日初版